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By Taisyo (photo taken by Taisyo) [GFDL or CC BY 3.0], via Wikimedia Commons

圧倒的人気!だけど一部でしか買えない「うえの」あなごめし

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近年駅弁がブームになっています。

今回その中でも圧倒的な一番人気を誇りながらも一部エリアのみでしか買えない「うえの」の「あなごめし」をご紹介いたします。ちなみにこのあなごめし、以前TBSの人気番組「ジョブジューン」の「駅弁特集」においても見事1位を受賞しました。

駅弁特集1位のあなごめし

まず私がこのあなごめしに出会ったのは、かつて広島県広島市で勤務していたことでした。広島といえばご存知のかたも多いかもしれませんが、実はB級グルメの宝庫である都市だったりします。
もみじまんじゅう、汁なし担々麵、広島焼き、牡蠣、瀬戸内レモン、尾道ラーメン、ホルモン天ぷらなどなど・・・

しかしその中でも広島県人にとってのおススメで挙がってきたのが「あなごめし」でした。少し話は逸れますが、私は出身は兵庫県なのですが、実は兵庫もあなごが有名だったりします。今回は割愛しますが興味がある方は姫路もしくは明石であなごめしを検索してみてください。

そういった背景もあり、また私の母があなごが大好物だったため、「兵庫のあなごのがうまいやろ~」という思いだったのが始まりでした。
※ちなみに私が「うえの」の「あなごめし」に遭遇するのは「ジョブチューン」で取り上げられる前です。単純に口コミで出会いました。

そしてそのあなごめしは広島県でも三越にある支店とJR・広電(広島県の路面電車を運営している鉄道会社です)宮島口駅付近にある本店でしか取り扱いがなく、催事も一切やっていないということでした。
元々食に関する仕事に従事している私としてはこれは絶対買うしかない!と確信し、広島三越へ向かったのでした。そうしていざ「うえの」まで向かうとそこは長蛇の列!三越の中でも「うえの」の「あなごめし」は大人気店舗の一つだったのです。店はあなごめし以外一切取り扱っていません。

サイズはミニ、小、レギュラー、特上で価格はそれぞれ税込みで¥1404、¥1728、¥1944、¥2376です。

駅弁あなごめしを実際に食べた感想

「昼飯で1人前で¥2000弱とかどんだけ高いんや・・・」

正直私はそう思いましたが、しかし広島県人が別格に美味いと絶賛するこのあなごめし。清水の舞台から飛び降りるつもりでレギュラーを一つ買いました。そして家に戻って実食です。
弁当箱は使い捨てとはいえ、木製の折箱で高級感漂います。

そして箱を開けると、そこにはごはんが全く見えないほどの焼き穴子がぎっしり!数で言うと15切れくらいでしょうか、兎に角具だくさんってレベルじゃないほどのあなごがびっしり詰まっています。
もう見た目からして満足ですが、いざ実食です。

・・・めっちゃ美味いやんこれ!

びっしり詰まったあなごもそうなんですが、一番驚いたのはごはんでした。

駅弁をよく食べる方は分かるかもしれませんが、駅弁で一番不満なのは冷めて固くなってしまったごはんなんですよね。スチーム以外だとなかなかこれが解決できずにストレスになってしまう部分です。ところがこのあなごめしはごはんがふっくら!

そして焼き穴子のたれで和えているんですが、これがまた美味いのなんの。程々の甘さで穴子の良いアクセントになっているのです。また、穴子ですが、これもまた柔らかい!

冷めて固くならずにしっとりとした食感でお箸が進むわ進むわ、でもう本当に素晴らしいです。また付け合わせとして漬物がトッピングされていますが、これも優しい味わいでいい箸休めになります。

今までの駅弁と違うのは、冷めても美味しいっていうのはこういうものだと実感できたことです。そして駅弁ってどちらかというと、旅の思い出感のウェイトが大きくて、味はある程度妥協しちゃうことなんですよね。

でもこの商品は純粋に美味い。注釈を入れずに美味しいと思える駅弁ってそうそうないのではないでしょうか?ちなみに私の母に後日このあなごめしをプレゼントしたのですが、元々弁当といった類が好きではない母が夢中で食べていました。

私がこの「あなごめし」に出会ったのは5年ほど前になるのですが、今では三越店ではイートインスペースが増設し、大阪や東京の百貨店などでも何度か販売されたようです。

ただ大々的にアナウンスを行っていないため、なかなか遭遇できず、噂を聞きつけた方により完売されるようです。やはり確実なのは広島へ観光に行くのが一番の方法だと思います。私は当時広島市に住んでいたので三越店の方が行きやすかったのですが、観光で訪れるとしたら宮島口本店に行かれる方が行きやすいでしょう。

宮島観光に行かれるのでしたらフェリーに乗るまでに時間的な余裕を確保してぜひ「うえの」へ訪れてください。もしくは宮島から去るときにお土産として立ち寄ってください。1日経ってもあなごとごはんの柔らかさは維持されていますので安心してお召し上がりいただけます。広島が生んだ伝説の駅弁「うえの」の「あなごめし」、ぜひ広島の観光土産にご購入ください。

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あなごめしの商品情報・賞味期限・製造者

商品名あなごめし
製造者・販売者-
住所広島県廿日市市宮島口1-5-11
賞味期限-
購入場所広島三越もしくは宮島口本店のみ
価格¥1944(レギュラー)※1人前です

東京都在住。
週末に家族と出かけ、そこで出会うお土産を収集するのが趣味。
お土産は旅の思い出をぐっと深く、豊かにしてくれる特別な買い物だと思っています。
このブログ運営を通じて少しでも多くのお土産に触れていきたい。

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