三重県は美しい海と山に囲まれた自然豊かなエリアです。
豊かな土地が生み出したグルメや工芸品などの特産品にも恵まれ、伊勢エビや的矢かきなどの海産物や、松阪牛や伊賀牛などの畜産物、真珠や尾鷲わっぱなどの工芸品や装飾品なども有名です。
世界遺産に登録された熊野古道は険しくも大地を感じられる場所で、山々の澄んだ空気を体感できます。また、一度は訪れてみたいパワースポットとして伊勢神宮があります。
2016年には第42回先進国首脳会議・伊勢志摩サミットが行われ、国内外から注目を集めました。他にも長島スパーランド、鈴鹿サーキット、志摩スペイン村などのレジャー施設や、湯の山温泉、榊原温泉などの温泉施設もあり、子どもから大人まで楽しく観光することが出来ます。
そんな三重県に行ったら買いたいおすすめのお土産を厳選して紹介していきます!
このページの目次
三重県に行ったらお餅をお土産にしよう!
赤福餅
伊勢神宮と言えば赤福餅を買って帰る方が多いのではないでしょうか。柔らかなお餅を上品な甘さのこし餡で包んだ和菓子で、抹茶やほうじ茶との相性も抜群です。一度食べたら記憶に残る美味しさで、子どもさんからご老人まで喜ばれるお土産として親しまれています。伊勢神宮にお参りに行くなら、五十鈴茶屋や赤福本店で赤福とお茶を楽しむと良いでしょう。お土産用に二個入り、八個入り、十二個入りが販売されています。伊勢~四日市、桑名などの駅や観光施設でも購入できますが、人気のお菓子なので早めに購入しないと売り切れてしまいます。三重県まで来られない場合は各都市の百貨店でも購入出来るところがありますが、お伊勢さんの空気と自然を堪能しながらいただく赤福が一番美味しいと思います
いすず野あそび餅
出典:赤福
赤福で有名な株式会社赤福が、2018年に全国菓子大博覧会の会場で販売した大人気となった和菓子です。五十鈴のあそびどころ内、赤福五十鈴川店(赤太郎ショップ前の臨時売店)で購入できます。10月7日より抽選販売から当日販売になり、数量限定も一人1箱から一人5箱に変わりましたので、以前よりも手に入りやすくなりました。赤福を食べたことのある方なら分かると思うのですが、あの美味しいこし餡だけでなく、白小豆と手亡豆を合わせた白あん、大麦の若葉でつくった緑あん(夏季は大麦若葉のあん、冬季はよもぎあん)、黒砂糖風味の黒あんの4種類を楽しむことが出来ます。なかなか手に入らない和菓子でしたので、お伊勢さんに行く機会がありましたら、ぜひご家族や親せきの方へのお土産として購入したいところです。数量限定ですので早めに購入されたほうが良いです。
なが餅
出典:笹井屋
なが餅というものをご存じでしょうか。三重県は赤福餅だけではないようです。戦国時代からあるこのなが餅、長く平たい餅のなかに、つぶ餡が控えめに入っています。名だたる武将も(多分)食べたこのなが餅、本当にぺたんこで、これを鎧兜の殿様が指先でつまんでヒラヒラと口に入れていたのかと思うと、微笑ましい気持ちになります。時を超え、今はだいたい個包装。木箱入りや紅白のなが餅もあり、職場など大所帯へのお土産にはちょうどいいと思います。四日市市では笹井屋や金城軒が人気です。桑名市に移動すると、これを安永餅と呼び、柏屋、安永餅屋老舗、というお店が2強、柏屋は手焼きの焼きたてがいただけるそうです。賞味期限は決して長くないですが、少し目新しいお土産になること間違いなしです。
安永餅
出典:永餅屋老舗
安永餅という和菓子をいつも、名神高速を使うたびに購入しています。変わった名前ですが、やすながもちと呼びます。これは三重県桑名市の名産品であります。いつも10本入りの箱入のものを買います。大きさは長さ10cm、幅2cm弱くらいでしょう。そんなに大きな物ではありませんが、食べてみるとかなり食感があります。伸ばした固めのお餅に中身は少し塩味のする、しかし甘みの強い粒あんが多めに入っており、それを包んでいるお餅は軽く焼いてあるので、ほんのり焦げ目がついています。また表面は粉がついており、ザラっとしています。形は細長く平ぺったくなっています。製造されているのは㈱永餅屋老舗という会社です。着色料、添加物は一切使用していないので、消費期限は3日です。昔は「ともち」とか独特の形のせいか「牛の舌もち」とかいわれたようです。私はいつも、これを抹茶とともに1本だけいただきます。かなり味に濃厚感があるので、この食べ方が一番美味しいと思っています。甘いのですが、餅表面の焦げの香ばしさが後味をすっきりさせてくれます。
三重県の美味しい食もお土産におすすめ
朝日屋の松阪牛
出典:朝日屋
県内のあちこちで朝日屋の小さな保冷車が、納品に来ているのを見かけます。さすが伊勢商人、朝日屋の店舗は地元のお客さんも多く、休日となると、ショーケースの前で、ディズニーアトラクションほど曲がりくねった行列ができます。美味しい松阪牛を手頃な価格で売っている普通の精肉店なので、地元の人は普通に鶏肉を買っていたりします。私はやはり松阪牛のサーロイン!ランクは上から2番目、グラム3000円のものを、ステーキ2枚分、目の前で塊から切り分けてもらい、8000円ちょっとでした。観光客も多いので、保冷バックの販売もぬかりなく、長時間移動対策、発送コーナーも完璧です。滞在最終日に購入し、車で10時間かけて家に帰り、ジュージュー焼いて食べました。しかし、よほどの食べ盛りでないかぎり、なかなかのダメージ。もちろん最高に美味しいですが、次はグラム800円の松阪牛のランプや、鶏肉を買ってみようと思います。
岩戸館の塩
出典:岩戸館
松阪牛はこの塩のフリとなります。この塩のために、松阪牛を買ったようなものなのです。それは伊勢神宮に納める塩を作っている、神事としての塩作りをしている御塩殿(みしおどの)神社、の近くの岩戸館のお塩です。こちらも負けず劣らず、15時間かけて海水を結晶化し、添加物を何も加えていない、体に本当に必要な栄養をそぎおとしていないお塩です。使っている海水は岩戸館の前の神前(こうさき)海岸から組み上げており、以前は御塩殿神社も、この神前海岸の海水で作っていたそうです。サイズさまざまの小袋で売っていて、ちょこっとしたお土産にはぴったりです。岩戸館は本来旅館として営業しており、近くには夫婦岩や天の岩屋、二見輿玉神社など名所も多く、夫婦岩ショッピングモールでは赤福餅も買えますし、滞在の拠点にもオススメです。粉のように細かい塩なので、お肉にはあまり合いませんでした。
平治煎餅
出典:平治煎餅本店
阿漕の平治の忘れた笠を模した煎餅、笠の形の卵煎餅です。創業以来、作り方をほぼ変えず、材料は砂糖、小麦粉、卵だけ。サイズは大、中、小とあり、小だと直5径センチほどの笠が筒状の袋に重なりぎっしり入っています。中だと15センチくらいのくらいの笠、筒状の袋にそれなりにはいっています。心踊るのは大です。20センチ超えの笠が5枚ほど入っており、かなり大きく食べ答えがあります。素朴で美味しく、本当に止まりません。こちらのお店は、焼き印からオリジナル平治煎餅をつくってくれたりもします。長寿祝いや誕生祝い、記念のオリジナルノベルティなど、完全予約制で対応してくれます。県内に3店舗しかないお店なので、三重土産も兼ねて、レア感が強いです。
喜楽堂の大判焼き
続いても、粉ものです。御在所ロープーウェイの乗り口の前の売店、喜楽堂という大判焼き屋さんがあります。喜造さんというものすごくよくしゃべるおじいちゃんが(多分)楽しく焼いているので喜楽堂。とても硬いハードと濡れ煎餅のように柔らかいウェットと、おみくじ入りの3商品です。ハードの大判焼きは歯が折れるほど堅く、伊賀の堅焼きの比ではありません。私は大の堅焼き好きなので、三重に行くと必ず寄ってしまいます。ハードの製造方法は、小麦粉と砂糖を、湯の山温泉の温泉水で捏ね、喜造さんの家で摘んだ山椒の葉を真ん中に練り込み、売店の奥の方にある鉄板で、カッチカチになるまで焼きます。恋みくじはこのハードを小さく欠いたものが、セロファンの折り紙で折られた小さな鶴とともに入っており、この鶴の色で恋愛運がいいのか金運がいいのか勉強運がいいのか占います。お土産を渡す相手が喜びそうな結果を、喜造さんにこっそり伝えるのも良いかもしれません。
シェル・レーヌ
出典:ブランカ
鳥羽産の卵と三重県産の小麦粉、天然のパールシェルカルシウムが使われた美味しい焼き菓子です。三重県では有名なお菓子で何度もお土産でいただいたことがありますが、本物の真珠貝のカルシウムも入っているとは知りませんでした。見た目も可愛らしい貝がらの形をしています。バターの香るプレーン、伊勢茶が香るシェル・レーヌ伊勢茶、リアス式海岸が生み出したあおさのりの入ったシェル・レーヌあおさのりなど風味に種類があります。また、シェルレーヌミニ徳用10個入りや真珠の小箱プレーンなど、ミニサイズのシェルレーヌは香ばしくてさっくりとした歯ごたえで人気です。袋入りだけでなく5個入り、10個入り、16個入りなどの箱入りで販売されているものもありますので、お土産を渡す先に合わせて大きさを選ぶと良いでしょう。
亀山みそ焼きうどん
亀山みそ焼きうどん本舗監修の亀山みそ焼きうどん。お祭りで食べたみそ焼きうどんが忘れられず探し出した一品です。国道を走るトラック運転手さんたちのお気に入りで、その評判がどんどん広まっていって、やがて亀山が誇るB級グルメとして有名となったそうです。本当はお店や屋台で食べたいところですが、お土産ならお家でも気軽に楽しむことが出来ます。この商品とキャベツなどのお野菜、豚肉を用意しましょう。お味噌とうどんが大好きな方なら病みつきになること間違いなしの亀山みそ焼きうどん。濃い味噌とにんにくの香ばしい香りと、ピリッと効いた唐辛子が食欲をそそります。ちょっと厚めの豚肉をじゅうじゅう焼いて絡めると良いでしょう。
松阪牛しぐれ煮
松阪まるよしが販売している松阪牛のしぐれ煮です。松阪牛を見極める目利きの技とこだわりの伝統製法で作られた逸品です。なかなか高くて手が出せない松阪牛を手軽に楽しむことが出来るのでオススメです。炊き立てのご飯にのせると、食欲をそそるように生姜と牛肉がふわっと香り何杯でも食べられるんじゃないかと思ってしまいます。ハチミツも入っていて甘めの味付けもポイントです。賞味期限も2~3か月で開封前は常温保存が出来るので、遠方の方でも安心して持ち帰ることが出来ます。ご飯が大好きな人には喜ばれると思います。2015みえセレクション選定品にも選ばれました。しぐれ煮でこれだけ美味しいので、機会があれば松阪牛のお肉もお土産としてオススメですよ。
ふな田 美熊野牛時雨煮
出典:みえ熊野古道
三重県紀北町にあるサービスエリア・紀北SA始神テラスのキホクニヤで販売されているお土産です。美黒毛和種雌牛・美熊野牛が使われている時雨煮の瓶詰めで大変美味しかったです。美熊野牛は、三重県の南にある熊野市で育てられており、柔らかくて濃厚な味わいが特徴とされています。同じお店の商品のちりめん山椒もすごく美味しかったんですが、こちらもご飯のお供としてオススメのお土産だと思います。炊き立てのご飯にのせて、米の甘さと柔らかな肉の旨味を味わってください。キホクニヤ商店にてネット通販もされているようなので、遠方の方はそちらを利用されるのも良いかもしれません。尾鷲市に釣りなどで出向かれる方は、パーキングエリアで他のお土産と合わせて購入されるのも良いと思います。
MORInoBAUM バウムクーヘン
熊野市に入ると国道沿いにモリノバウムというバームクーヘン専門店があります。南紀では珍しいお店だと思います。通販はしていないようなので入手は難しそうですが、熊野周辺に行くことがあればオススメのお土産です。紅茶と一緒にいただくのにピッタリの甘さで子どもたちも喜んで食べます。値段も1ホール1000円前後で購入しやすいです。風味はプレーン・チョコ・抹茶ミルク、生クリーム付きなどの種類があります。オススメはほど良い甘さのプレーンでストレートティーやコーヒーによく合います。生クリーム付きや他の種類も美味しいのですが、やっぱりプレーンが食べたくなります。子どもさんにはチョコも喜ばれるかもしれません。ホールで購入すると専用の箱と紙袋に入れていただけるので、ちょっとしたお祝いでも持っていけます。
銘菓おわせ節(福助堂)
尾鷲の福助堂で一個120円ほどで売られている洋菓子(ブッセ)です。ふわふわのカステラ生地にバタークリームが挟まっていて、昔を思い起こされるなんとも懐かしい味がします。私が幼いころからよく貰っているお菓子ということもあるのですが、この優しい味と香りが口いっぱいに広がるときに幸せを感じます。美味しいお菓子はいっぱいありますが、優しい味のお菓子で思い浮かべるのはおわせ節です。地元の人々にもなんとなく愛され続けているお菓子です。子どもさんやご年配の方は特に好きになってくれる味だと思います。お土産だけでなくお供え物にする方も多いようです。ストレートティーやコーヒーとよく合うのでオヤツにいかがでしょうか。
鰹生ぶし
出典:みえ熊野古道
三重紀北のいろんな所で販売されている生ぶし(生節)は皮むき器で削って食べられる食卓の友です。値段は1つ800円~で販売されています。みなさんが食べられているヒラヒラとしたお好み焼きなどにのせている鰹節と違い、独自の製法でふっくらと燻製されています。身が厚くて香ばしい香りがします。地元民はこれを皮むき器などで削って、醤油をかけて食べるのがスタンダードです。私は生ぶしが大好きなのですが、一番好きな食べ方は大根の菜っ葉(菜っ葉とは三重紀北エリアでよく見かける漬物)と醤油マヨネーズであえて、ご飯にガっとかける食べ方です。ほかほかのご飯によく合って、シーチキンマヨの豪華バージョンという感じで食べられます。クキ漬けと一緒に食べても酸味が利いて美味しいです。シーチキン好きにオススメです。
伊賀の里もくもく手作りファームのハムなど
関西ではとても有名だ、と、もくもくファームの方は教えてくれました。関東の田舎に住む私はまったくしらず、到着したときは、三重にはこんな山のなかさえこんなに立派な遊び場があるのか、と衝撃を受けました。話をきくと、すべては美味しい塩を作ったことから始まったそうです。美味しくて栄養のある塩をじっくり丁寧に作ったところ全然売れず、ならば美味しい塩を使って美味しいものを作ろうと、丁寧に豚を育て、丁寧に加工し、ハムやソーセージにしたそうです。野菜も自家栽培、レストランも開き、あげたてコロッケの売店もあります。コロッケは行列、並んでひとつ食べ、もう一度並んでしまいました。誠実に食べ物を作り続け、こんなに大きなファームになりました。こちらの野菜売り場で始めて食べた茗荷竹の美味しさ。何をお土産にしても、喜ばれると思います。
おかげ犬サブレ
出典:赤福五十鈴茶屋事業部
お土産は赤福が一番好きなのですが、日持ちしないので友人へのお土産には向きません。そんな時にピッタリなのが紹介するおかげ犬サブレです。
おかげ犬というのは昔お伊勢参りが盛んだった頃に、伊勢に行けない主人に代わって参拝していたといわれる犬です。そのおかげ犬をモチーフにしたサブレで、見た目は愛らしい犬の形をしており、首輪の代わりにしめ縄をしているのがポイントです。
味はサブレという名称のとおりバターの風味がしっかり効いていて、サクサクで美味しいです。食べると気分がほっこりして、老若男女誰からも愛される味だと思います。
お土産に持っていくと、赤福は知っていてもおかげ犬サブレは初めてという人ばかりです。初めてと聞くとこちらとしては嬉しくなってしまいます。しかもおかげ犬の由来から、このワンちゃんが私の代わりにお参りしてきてくれたね、と喜んでくれる人が多く話も弾み楽しい時間を演出できます。
神宮白石クッキー
伊勢のお土産では赤福や伊勢うどんなどが有名ですが、隠れた名物的なお土産として神宮白石クッキーがおススメです。マザーフルーツというお店が作っています。宇治山田駅の売店や岩戸屋などで購入できます。
くるみが入ったサクサク、ホロホロとしたクッキー生地に雪のような口どけの粉糖がかかっているスノーボールクッキーです。甘さはしつこすぎず、コーヒーや紅茶などによく合うお菓子です。
伊勢神宮の御遷宮(20年に一度の神様のお引越し)の際に、お白石持と呼ばれる白い石を敷き詰める行事があり、そのときの石をモチーフにしたクッキーとのことです。
一般的なスノーボールクッキーより大粒なので食べ応えがあります。10粒入りで600円、21粒入り1,230円など種類がいくつかあります。お値段が少し張るように感じるかもしれませんが、食べて頂ければ納得のお味です。伊勢のお土産は和菓子が多いので、和菓子が苦手な方へのお土産として適していると思います。
食べ物以外も三重県にはお土産になるものがあります!
尾鷲わっぱ
出典:尾鷲わっぱ
尾鷲わっぱは三重県指定伝統工芸品です。大切な人への特別なお土産・贈り物としてオススメです。おひつやお弁当箱、マグカップなどがあり、どれも最初から最後まですべての工程を手作業で仕上げているそうです。現在、東紀州に作り手がたった一人しかいないそうで、今となっては稀少な逸品となっています。私はお弁当をわっぱに詰める漫画や本を見かけたことがきっかけでわっぱの存在を知ったのですが、毎日のお弁当を楽しみたい・料理が大好きという人には前から人気のようです。実際、いつものお弁当のはずが、すごく美味しそうに見えます。見た目も良いと味も良くなるというか特別なものに感じますね。旦那さんとか好きな人にプレゼントしてお弁当を作ってあげるもの良いかもしれませんね。
伊勢もめん
高田本山専修寺、というとても大きな浄土真宗のお寺のそばに、臼井織り布という伊勢もめんの工場があります。こちらの伊勢もめんはいまだにモーターひとつで100台の織り機が動く、伝統的な機織りから少し工業化した状態、をいまだ保っており、糸も人の手で一本ずつつなぎ、一反を織りきります。裏からみても表からみても差はなく、シンプルで力強く美しい反物にしあがります。こちらの伊勢もめんは、京都で展開しているsousouというブランドにも卸しています。直売スペースもあるので、そちらで小物類などを販売しています。少ない職人さんと家族で営んでいるので、種類はたくさんはありませんが、生地がよいのでどれもパリッとしていてかっこいいです。計り売りや、着物のオーダーもできます。
おぼろタオル
明治41年からタオルを作り続ける、株式市場おぼろタオル。大正15年にはすでにこの社名となりました。創業者は日本画家だったそうで、当時の味気ないタオルを変えようと、特許をとった製法で、おぼろげな模様を描き、この名前になったそうです。タオル工場としては珍しい、自社工場での完全一貫生産です。伊勢古式着物文様のガーゼタオルなどもあります。小さなタオルなら400円から、もらう方も気楽で気軽です。近鉄名古屋線江戸橋駅近くに工場はあり、直売所のタオル工房おぼろそこにあります。そこでは出来立てのタオルが購入できます。津市の、拭いても洗っても気持ちのいいタオル、女性へのお土産や赤ちゃんのいるおうちへのお土産にぴったりです。
ばんこの里会館で萬古焼
出典:ばんこの里会館
萬古焼の総本山、ばんこの里会館は近鉄河原町駅徒歩5分のところにあります。この会館で萬古焼きを購入すると市価より少し安いのですが、私はたまたまばんこの里まつりの日と合い、陶器を売る屋台がずらりとならぶストリートで、各お祭り価格で買うことができました。陶器の大根おろし器、おろした大根を受ける器もセットです。友達に茶香炉を頼まれていたので1500円ほどのものにしましたが、こちらはかなり高級なものも、会館の中にありました。購入。陶器は、新聞紙1枚をまくだけで、長距離の移動でも割れることはあまりありません。器やお皿だけではない、色々な陶器にふれられます。手ひねりのものも、オリジナリティーが溢れ、陶芸家の作る一点物にも出会えます。
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