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もみじまんじゅうだけじゃない! 広島出身の私が帰省の度に買っちゃう、リピート必至のやわらかおやつ。それが、和泉光和堂本店の「乳団子(ちちだんご)」

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「広島土産=もみじまんじゅう」で思考停止はもったいない!

広島出身の私は、友達が広島に旅行に行くとなると「もみじまんじゅうってどこのメーカーがおすすめ?」と、あたかも広島土産にはもみじまんじゅうしか無いような質問を受けることも多いのですが、ちょっと待った!

他ならぬ広島出身の私が、地元にいながら食べ続け、帰省する身になった今も買い続けている名品があるのですよ。
それが、和泉光和堂本店の「乳団子(ちちだんご)」です。

chichidango
http://chichidango.co.jp/company.html

ふんわりもっちり食感とミルクの甘みがくせになる美味しさ

「乳団子」は「団子」という単語から連想される小麦粉で作った丸いお菓子ではなく、いわゆる求肥のお菓子なのですが、その柔らかさがなんとも絶妙。

耳たぶより柔らかい、ずっと触っていたい気持ちを起こさせる感じ。プチプチとか枝豆押し出す感触を楽しむおもちゃがあるけど、あれの「乳団子」版があったら私買います、というくらい。

また、水を使用せず水分は生乳だけを使うというのが一番のこだわりで、そのベースに餅粉や砂糖・水あめ・はちみつなど自然な素材を加えて作られていて、素朴な甘みが柔らか食感とともにじんわり広がります。そうしているうちに、気づけばするりとのどを落ちていく心地いい食べごたえ。

少し黄色がかったミルク色をしていて、見た目で優しい甘さを想像させます。一口サイズで食べやすく、次から次へと口に運びたくなっちゃいます。その柔らかさや優しく甘い香りは、子どものころ母に寄り添った時に感じた、握る手の柔らかさや甘い香りをほのかに思わせて、懐かしさを感じるんです。

生まれてから高校まで広島に住んで、父も広島で仕事をしていたのに、この地元のお菓子をよくお土産にせがんでいたのを思い出します。

今では、「ロゼにて候」(ワイン味)・「三好人形」(よもぎ味)と、味違いの姉妹商品も出て全部で3種類になり、その詰め合わせもあります。ですが、まずは「乳団子」を食べて、この美味しさにハマっていただきたいと思います。

始まりは「滋養に富むお菓子」の開発だった

いくこさん(@ikkyu195)が投稿した写真 -

メーカーの和泉光和堂本店がある庄原市は広島県北東部に位置して山あり川ありの地形を持ち、楽しいアウトドアレジャースポットが多い自然豊かな土地です。そこにある七塚原高原に明治33年、当時の農商務省が種蓄牧場を作ったことで、庄原市が広島の乳業発祥の地になったとされています。
和泉光和堂の初代がそこに目をつけ、生乳を使った滋養に富んだお菓子を作れないかと、苦心の上開発したのが「乳団子」です。

その努力が実り、昭和9年に発売されて全国菓子大評会入賞以来、様々な賞の受賞歴があります。
広島では庄原市内だけでなく、県内の主要なデパートや土産物屋に売り場があり、ラジオCMも多く流されているので、地元県民の間では地名度が高いお菓子です。

ハワイのロコはみんな知ってる「チチダンゴ」?

実はこの「乳団子」、ハワイではみんな知ってるお菓子のひとつ。

広島からの移民が多いハワイでは、和泉光和堂本店のものではないものの、現地で工夫して作られた乳団子が今も身近なお菓子として親しまれています。「chi chi dango」と表記されて、スーパーに並んでいるなんてなんとも不思議。ミルク色だけでなく、赤や緑などに着色されてカラフルなのは、さすがアメリカ!です。

また、このお菓子を元に作られた「バター餅」もハワイのママの味としてとしてよく作られ、また売られています。ココナッツミルクで作るそうで、こっちも食べてみたい!

配りやすさもポイント

乳団子のラッピング用紙は、広島カープのお膝元とは思えないほどのジャイアンツカラー(オレンジと黒のストライプ)なのですが、それを開けると牛とその牛を引くおじさんがほのぼのと描かれた箱が。中には、和紙で個包装された四角い乳団子がひとつひとつ入っています。

個包装なので、配るにもとても都合がいいですし、自家用にするにしても乾燥しにくいので気が楽です。(といいつつ、乾燥を気にするほど残ったことはないのだけれど)
9個入りからあるので、少量欲しい方にも便利。でも、きっと何個か食べたくなっちゃうから、多めに買っておくことをおすすめします。

広島土産の隠れた逸品「乳団子」

もみじまんじゅうを嫌いなわけではないです。むしろ贔屓のメーカーもありますし、食べ方のこだわりだってあります。ですが、やはり広島出身者としてもっと全国の方に良さを知ってもらいたいと一番思うのは、この「乳団子」なのです。

甘いものを好んで食べない私が飽きずに食べ続け、愛し続けるこの素朴なお菓子。
家にある時は、あんまり食べ過ぎるのもよくないなーという乙女ごごろで、指でつついて触感を楽しむだけで我慢したりするお菓子。

広島のお土産にして、「こんな広島のお菓子があるんだー、美味しい!」とちょっとマニアックを攻めた感が褒められる人が増えたらいいのに!と思っています。
で、一度食べてはまっちゃった!って人も増えたらいいのに!と企んでいます。

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東京都在住。
週末に家族と出かけ、そこで出会うお土産を収集するのが趣味。
お土産は旅の思い出をぐっと深く、豊かにしてくれる特別な買い物だと思っています。
このブログ運営を通じて少しでも多くのお土産に触れていきたい。

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