首都高三郷線、下り線にだけあるパーキングエリア、加平パーキングエリアに行ってきましたのでレポートしたいと思います。
どうも、ドライブ大好きお土産ハンターのOmiiiです。
一つ前のスポット紹介記事では、常磐自動車道のミニPA、千代田パーキングエリアを紹介しましたが、おそらく敷地面積ではこれよりもさらに小さいPAが首都高三郷線にある加平PAでしょう。
首都高速のPAは今までもいくつか紹介してきましたが、中でも一番コンパクトでした。
お土産ハンターとしては勿論、売り場のチェックからグルメ情報まで調べてみましたので紹介したいと思います。
※2019年4月追記
なんと加平パーキングエリアの食堂・売店はリニューアルにより閉鎖となってしまいました。
貴重な食事処か無くなってしまいました…。
加平パーキングエリア(高速6号三郷線(下り))におきまして、現在営業している食堂・売店は2019年2月28日(木)午後9時をもって閉店することとなりました。長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
今後は、自動販売機コンビニを備えた簡易パーキングエリアとして、2019年4月中にリニューアルオープンを予定しております。
出典:首都高速道路サービス
首都高速らしい素晴らしいパーキングエリアだったのに残念です。そして閉鎖に至った理由がとても気になります。
他にも八潮PAや代々木PAなどお気に入りスポットなのでなんとか残ってほしいと願います。
素敵な食事を今までありがとうございました。
という事で以下の記事は想い出になります。宜しければご覧ください。入庫・出庫時の注意点などは役に立つと思います。
加平パーキングエリアとは
加平PAはどこにある?
まずは加平PAのある場所ですが、首都高三郷線(6号線)の下り車線にだけあります。
加平の出入口に隣接するにありますが、加平PAを利用すると加平の出口は使えない構造になっています。
地上では綾瀬川と環七通りがクロスする箇所にあることになります。
都内からお出かけする際にはなかなか近すぎて利用しないケースが多いと思います。
また反対に夕刻以降に都内から戻るという方はトイレ休憩など利用される事も多いと思います。
私においては向島ICから乗る事が多いので近すぎてなかなか利用機会がありませんでしたが、出発が遅くなった関係で遂に利用することになりました。
加平PAの特徴・注意事項
なんといっても首都高にあるPAという事で入庫と出庫が少し大変です。免許取り立てでは避けたいPAですね。
ドラレコの映像でもアップしようかと思いましたが、すでにYouTubeに良い動画がアップされていましたので紹介させていただきます。
この方は駐車場の空きがなく、そのまま出庫されましたので入場からそのまま確認できます。
※本線合流出前に右側からも合流ありますので注意です。
これ結構難易度高いですよね。
首都高あるあるだと思いますが、追い越し車線への合流を低速で行うという無謀とも言える行為。
6号向島線の墨堤ICも同じ感じですが、加速車線の短さは加平PAの方がエグいですね。
ただ、時間によってはここまで本線の通行量が多くないので焦らずにタイミングを測れば問題ないでしょう。後ろからも煽られると困ってしまいますが、私のような小心者ドライバーは他のドライバーと出庫タイミングが重ならないようにしてなんとか試練を乗り越えましょう。
また、特徴は詳しく後述レポートパートで説明しますが、とにかく小さい。だけどまさかの隠れグルメスポットでしたので機会があれば利用をオススメします!
では写真を交えてレポートしていきます。
加平パーキングエリア利用レポート。お土産売り場、食堂の感想は?
日曜日午前11時半の利用でしたが駐車場は7割空いていました。
約30分程の利用でしたが、退出時も5割は空いていましたのでいつでも比較的余裕を持って利用できるパーキングエリアだと思います。
ただ、先程紹介したYouTubeの映像などでは満車でしたのでタイミングに左右される部分はあると思います。
駐車場に止めて車から出てもエンジン音などが響く場所なので、騒がしいです。
向かいにすぐある建物の全景を見ると、小さいPA巡りの旅もラスボスに来たかと感じさせてくれます。
加平PAの食堂のメニューは?何が食べられる?
ドキドキしながら扉を開けると、すぐに食堂の注文カウンター。
右側には食券機がスタンバイしています。
さすが首都高のパーキングエリアですね。不意打ち感が堪りません。食堂スタッフも待ち構えていてくれましたが、なかなか決まらず五分は悩みました。
食堂の利用者は2組ほど。自分たちが三組目でした。
メニューがたくさんあり、悩みます。
張り出されたメニューを見てもどれも美味しそう。
いつもであれば味噌ラーメンで食堂を評価しているのですが、今回は異常に蕎麦に惹かれます。
好物のかき揚げ蕎麦が540円とかなりお得な価格で提供されていますし、よく見るとプレミアム海鮮かき揚げ蕎麦というものもあります。
どれかを強烈にプッシュするようなサインも無く五分ほど悩みましたが、プレミアムかき揚げそば、辛みそラーメン、うどんにしました。
かき揚げも辛みそラーメンの野菜も注文を受けてから作っていたようで少し待ったような気がします。待つこと10分弱。
カウンターで受け取ります。
うどん。うどんは一般的なうどんです。こちらは娘が食べましたが、ボリュームが多く少し残していました。残した分を食べましたが、濃い目で大変好みの味でした。
プレミアム海鮮かき揚げ蕎麦。やはりかき揚げがデカイ。ネギの量が多くて非常にGoodです。
貝柱やエビなどがゴロゴロ入っていて本当にプレミアムな感じです。
そして、かき揚げに目がいきがちですが、蕎麦がとても美味しい。これぞPAの蕎麦だよねという部分をしっかり出してくれています。
続いて、辛みそラーメン。こちらかなり多いです。
蕎麦と比較するとこんな感じ。
麺は平たい感じですね。
かなり特徴的なラーメンです。本格的な中華料理のお店で出てくるような味わい。スープはしっかり辛いのですが、痺れるような辛さではなくどんどん食欲が増進されるお味です。
とにかく野菜が多いので、ボリュームも多く感じました。
味噌感はあまり感じませんでしたが、さっぱり辛くて癖になるスープです。
ここにお米を入れても美味しいだろうなーと思いつつも、とにかくボリュームが多いので完食に向かって箸を進めるしかありません。
ごちそうさまでした。
座席は4人がけテーブルが10個ほど。カウンター席が8席ほどだったと思います。混み合っていないのでゆっくり食べることができました。
加平パーキングエリアにお土産コーナー・売店はあるの?
さて注目のお土産売り場ですが、残念ながらきちんとしたものはありませんでした。事前情報通り少しは棚があったのですが、お土産と呼べるものは1品程度。
主にガムや飴、ペットボトルドリンク、子供のおもちゃやハイチュウなどの棚となっていました。
東京限定のコアラのマーチが唯一東京土産として使えるかなといったところ。横のアポロは富士山なので東京ではないですね。
お土産売り場に関しては2018年9月現在においてはほぼ無いに等しいという事で問題ないでしょう。
しかし、1つだけ注目の商品がありましたので紹介しておきます。
懐かしい給食に良く出てきた揚げパンですね。
まったく同じものではないと思いますが、形はそっくり。
味も3種あるので惹かれますが、残念ながらかき揚げそばと味噌辛ラーメンでフードファイトをした直後。
勿論、お腹に入る余地は残っていませんでした。
加平PAその他の施設(トイレや自販機コーナー等)
建物内の紹介は以上になりますが、外についても少し触れておきましょう。
男子トイレは大が2つ、小が4つとなるので、大を利用の際はちょっと心許ないですね。。
実際に食後利用しましたが、待つことになりましたw
中はとても綺麗でした。※便座クリーナーはありませんでした。
こちらは自販機コーナー。
写真左側にETC利用履歴発行プリンターが設置してありますね。
右側には公衆電話もあります。
入り口横にもコーヒー専用販売機が設置してあります。
加平パーキングエリアに行ってみての感想まとめ
お土産ハンターとしては不満の残る結果となりましたが、建物の大きさ、スペースを考えれば仕方がありません。冒頭でも触れましたが、コンビニしかないよとアナウンスされている常磐自動車道のPAよりもお土産はうていないという結果でした。
首都高のPAはそもそもだいぶ無理して作られているようにも感じますので過度に期待もしてはいけませんね。
しかし!食堂はちょっとハマってしまいそうなくらい美味しかったです。
いつもはSA、PAのお土産売り場をメインに探索し、ついでに食事をおまけでとるような形です。今回は食事メインとなりましたが、まったく問題なしです。
とんかつ等揚げ物の定食は試していませんので味が分かりかねますが、かなりレベルが高く、隠れグルメスポットではないですかね。
帰り際にミニバスの観光客が20人ほど降りてきましたが、飲み物だけにしてくださいと言われて可哀想にと思いました。
今後、遠方へドライブする際などはコンビニ朝ごはんをやめて加平を利用することを検討しようと思います。
朝は7時からやっているとの事なので利用チャンスも多そうです。
また、入場と合流の際はやはり注意が必要ですね。
出庫の際は加速車線があまり長くないのでドライビングテクニックが甘い自分には心配でしたが、通行量もあまり多くなかったので上手く合流できました。
皆様、今日も安全運転で行きましょう!では\(^o^)/