新垣ちんすこう本舗のちんすこうとは?
沖縄のお土産と言ったら、まず思い浮かぶのが「ちんすこう」です。砂糖とラード、小麦粉を練った素朴な焼き菓子です。今やお土産の定番中の定番、知らない人はいないのではないでしょうか。
中でも新垣ちんすこう本舗は老舗です。お店の歴史をたどってみると、会社の母体となった新垣菓子店が開店したのがなんと明治41年、いまから100年以上も昔のことです。当時は今とはちんすこうの形が違ったそうですが、100年も作り続けられているお菓子なんて、そうそうありません。
私がおすすめする理由
http://chinsuko.co.jp/menu.html
新垣ちんすこう本舗のちんすこうがお薦めなのは、まずはなんといっても歴史あるお店の安心できる商品だということです。材料にごまかしがあったり、誠実でなかったりするお店なら100年も続かないでしょう。もとは琉球の王族の方が食べていたお菓子だそうですが、飾り気のない素朴な形がとても懐かしいです。材料はラード、砂糖、小麦粉だけ。噛めばサクッとほどけて、口の中でとろけます。洋菓子でも和菓子でもない食感と上品な甘味が特徴です。
最初に買ったのは、初めての沖縄旅行で那覇に到着した日の午後でした。「ちんすこう本舗」と大きく書かれた国際通りのお店に入ると、ガラスケースにはちんすこうがびっしりと並びます。飾り気のないお店の雰囲気と、かわいらしいちんすこうの形がすっかり気に入ってその場でたくさん買い込みました。それ以来大好きなのです。
当時はちんすこう、ちいるんこうに加えて伝統菓子が数種類ある程度で、それも好感度が高かったです。どこでもそうですが伝統の味を大切に守る老舗という雰囲気にあふれていました。
家族も友人にも好評
買って帰ったちんすこうは家族にとても好評でした。沖縄のお菓子になじみがなくても、子どもからお年寄りまで親しみやすい、優しいお菓子です。
ちんすこうという名前もいかにも沖縄らしいし、ラードを使うお菓子がなかなかないので、その風味が良かったです。お茶にもコーヒーにも、意外な所では紅茶にも合います。2個ずつ個包装されているのも、お土産としてはポイントが高いですね。壊れやすいお菓子なので、食べている時に粉をまき散らさずに済むのが嬉しいです。
沖縄好きにもおすすめ
沖縄好きなら、新垣ちんすこう本舗を知らない人はいません。むしろ何度も沖縄を旅している人にこそおすすめしたいお土産です。最近はちんすこうも進化していろんなお店でいろんな味のものが販売されていますが、一番は新垣ちんすこう本舗のプレーンなものです。定番中の定番だからこそ、待ってましたと喜んでもらえるのです。沖縄によく行っている人ほど、その値打ちが分かってもらえるはずです。
旅行から帰っても楽しめます
新垣ちんすこう本舗のパッケージは鮮やかな黄色に紅型で船の絵が描かれています。この箱を見るたび、沖縄の思い出にひたれます。ちんすこうは日持ちがするので、いつまでもあの青い空や熱帯の空気を思い出すことができるのです。一緒に旅行に行った人と集まって、わいわい言いながら食べるのも名産のお土産ならではの楽しみですよね。
旅行から帰ってからも、沖縄物産展などで見かけるとついつい買ってしまいます。
沖縄に着いたらまっさきに買いたい
もちろんホテルの売店や空港でも買えますが、私のおすすめは国際通りの本店で買うことです。沖縄旅行のメインはいまやレンタカーですから、空港からレンタカーに乗ったらまっさきに国際通りに向かいましょう。本店で沖縄に着いた実感を味わいつつ、必要なだけのちんすこうをどんとその場で買って発送の手続きをしてしまうのです。
そうしたらその後はお土産の心配をせず、観光にレジャーに専念できます。最初の日に買って送っておけば、帰るころには自宅にちんすこうが届いているというわけです。これも日持ちのするお菓子の嬉しいところですね。
さらに沖縄滞在中のおやつとして、何個か別に買っておくこともお忘れなく。
日持ちするうえに軽い
ちんすこうは日持ちがするし、なにより軽いです。チョコレートは溶けるのが心配だし、餡子のお菓子は賞味期限が短いことがあります。お土産としてお渡しするのに、それではお互い気を遣いますよね。ちんすこうならそんなことがありません。お好きな時に食べてくださいと安心してお渡しできます。生菓子ではないので、多少傾けても大丈夫。しっかりパッケージされているので、食べる前に割れてしまうこともほとんどないです。お土産としては重要なポイントですね。
新しい商品も増えました
実は新垣ちんすこう本舗では、最近新しい商品が増えたのです。いつものちんすこうに加えて一口サイズで個包装のものが登場しました。おすすめはプレーンにゴマ、チョコレート、紅イモなど6種類の味が一つになったバラエティパックです。こちらは真っ赤な六角形のパッケージが可愛らしくて、特に女子受けします。一口サイズでついつい食べ過ぎてしまうので注意が必要ですね。味のバラエティは増えましたが、プレーンなちんすこうの素朴さはそのままなのが実に嬉しいです。ちんすこうではないですが、バターを使ったサブレも発売されたようです。こちらも要チェックですね。