近年とても充実してきているサービスエリア・パーキングエリア。施設自体が新しくなっている所も増えてきましたし、さらに一歩高みを目指したようなコンセプトが非常に立っているSA・PAも出てきています。
今回、レポートする鬼平江戸処もその一つではないでしょうか。鬼平江戸処と言われると首都高にでもありそうな名前ですが、東北自動車道の羽生パーキングエリアの上りに該当します。
下りはPASARHANYUという名前で近代的な作りをしていますが、こちらの鬼平江戸処はその名の通り江戸をイメージして作られているようです。
力を入れているであろう場所だけあって人も多く、そして購入したお土産も最高でしたので順にレポートしていきます!
鬼平江戸処について
鬼平江戸処はどこにある?どうやっていく?
まず鬼平江戸処のある場所ですが、東北自動車道の上り線にあります。一番手前のICは館林ICとなります。
上り線をずっと利用してくるという場合は、東北自動車道のサインに従っていれば難しい事はありません。
一方、東京方面から鬼平江戸処に行きたいという場合は、いくつか選択肢があります。
手前に出てくる羽生ICで高速を降りて一般道から鬼平江戸処に入場することもできます。この場合は一般道の駐車場を利用することになりますので鬼平江戸処から高速道路に進入することはできません。
次の選択肢は館林ICで降りて一般道を利用する形です。この場合は結構距離がありますのでドライブがてら寄ってみようという場合に良いと思います。
最後は、館林ICで降りてから、再度館林ICで上り線に入る方法です。私は、羽生PA下りも寄ってみたかったのでこの方法にしました。
鬼平江戸処の特徴
すでに説明してしまいましたが、なんと言っても江戸をモチーフにしたコンセプト型の施設という事です。
なぜ羽生で江戸?という事ですが、東北自動車道は江戸時代の日光街道から奥州街道にあたるようです。そして江戸への入り口(関所)として機能していたようで、その時代を再現するような形で江戸処となったようです。
そして鬼平については勿論、「鬼平犯科帳」からとっているようです。この鬼平にゆかりのある場所や食べ物などが施設内に散りばめられています。
鬼平江戸処利用時の注意点
大変魅力的なPAである鬼平江戸処ですが、いくつか注意点もあります。
1つ目は、やはり混雑が予想されることです。日曜日の13時頃に利用しましたが、食事処は空席がありませんでした。駐車は問題なくスムーズにできましたが、施設自体があまり大きくないのか、フードコートは大変混雑といったところでした。
2つ目は、一般道入場口についてです。施設内を散策していたらたまたま一般道との連絡口を見つけたのですが、高速道路利用者はここから外に出るのは禁止のようです。
どうなっているのかなと気になってしまったので3歩ほど出てしましたが、後から立て看板を見つけ、踏みとどまってよかったなといったところです。
特に警備員などもいないので看板を見逃すと出てしまう人もいると思います。注意しましょう。
3つ目は、食事処がとても美味しそうですが、価格帯が高いものが多いと思います。鰻、軍鶏などどうしても高くなってしまうと思います。蕎麦やラーメンは比較的安めで提供されていると思いますが、他のSA・PAと比べると少し高い価格帯を意識して置いているかなと感じました。
※SA・PAは全体的にそうかもしれませんが…
鬼平江戸処のお土産売り場をレポート
売り場も凝っていて見ていて楽しい
鬼平江戸処のお土産売り場は本当に凝って作られていました。陳列什器から照明、ポップまで雰囲気が統一されていて凄かったです。
商品ラインナップとしては、土地柄を反映した埼玉のものから群馬栃木のもの、そして江戸(浅草・両国)等の商品が多く置いてありました。
売り場自体はそこまで大きくないですが、上手に江戸のものが混ざっていて見ていて飽きない売り場だと思います。
やはり江戸に絡めたものが売っている
売り場にはやはり浅草や両国といった文字が多く見られました。
本来であれば、鬼平江戸処らしいものをチョイスしたい所なのですが、私がまさにこのエリア出身で今も住んでいる為、違うものを探すことに。
鬼平江戸処で買ったお土産はコレ
最終的に選んだものが羽生パーキング限定の「おかわりごぼう」と「たまりしょうが」です。正直どのあたりが埼玉土産っぽいのかは分かりませんでしたが、売り場も大きく作られており、羽生パーキング限定という事で買ってみることにしました。製造元も栃木県ですね。
この商品の紹介記事はまだ別で書きますが、これ本当に美味いです。
食卓にあるだけで毎度の食事がワンランク上がります。日本酒なんかにも合うかなと思っていましたが、断然白米のある食事へ付け加えるのが正解でしょう。
シリーズの別商品もまだあったので次回はそれを買いたいですね。
鬼平江戸処に限らず埼玉県のお土産を探しているという場合は下記ページも是非ご覧ください。
鬼平江戸処の施設レポート
食事処は非常に混雑
パーキングエリアですから当然、食事休憩に利用したいという人も多いでしょう。江戸時代をモチーフに作られている鬼平江戸処では美味しそうなお店がたくさんありました。
利用が日曜日の13時という一番混雑している時間帯でしたからもしれませんが、とにかく混雑していました。
どこのお店も店員さんが多くして対応していたと思いますが、かなり忙しそうで活気がありました。
落ち着いて食事をしたいという場合は時間帯を考えるか違うPAを探すのも良いと思います。
テイクアウトもこだわりの一品あり
少し小腹がすいたなという場合はテイクアウト商品を利用するのも良いでしょう。
私も入り口に飾ってありインパクトのあった鬼メンチを食べてみました。
車で食べたらすごい衣がこぼれそうだなと思いましたが、自販機奥にちょっとした休憩場所のようなところがあったのでそこでいただきました。
ちょっと奥の方にあり分かりにくいので人がお婆様一人しかいなくて快適でした。
他にも気になるメニューがあったので無理に食事処の利用ではなくテイクアウトもありなのではないでしょうか。
鬼平江戸処のハイウェイスタンプと設置場所
鬼平江戸処にも勿論ハイウェイスタンプがあります。設置場所は食事処とお土産売り場の中間にありました。
気になるスタンプは、こちら。
期待通りの鬼平犯科帳モチーフですかね。
近くにはタッチパネル式の機械があり、鬼平江戸処の学べるようなものでした。
マニアには堪らないクイズ形式のパネルなんかもありました。
もちろん、高速道路らしいインフォメーションも。
鬼平江戸処(羽生パーキングエリア上り)のまとめ
実際に行ってみて鬼平江戸処はやはり別格のパーキングエリアだなと思いました。外観からして他とは違いますので時間がある方は是非立ち寄ってみて欲しいなと思います。
一般道からも利用できるという事もありますので近くに行った際はいろいろと選択肢がありますね。
東京方面へ行く場合は、東北自動車道ではこの鬼平江戸処か蓮田SA上りしかこの先はありませんので休憩スポットとしても最適でしょう。
ただ、2時間も3時間も滞在するような場所ではありませんので、ちょっと行ってみたいなという人は近隣のさいたま水族館等のおでかけスポットと合わせて計画してみると良いと思います。
まだまだ伝えきれていない魅力がたくさんあると思います。是非行ってみて下さい!