長崎の代表というとカステラ勢から物言いが来そうですが、長崎物語はそう言っても過言ではないくらいに有名な商品です。
長崎物語とは、何が物語?
切支丹(きりしたん)禁制によって、寛永16(1639)年、ジャガタラ(現在のジャカルタ)に追放された混血児たちは、ふるさとである日本へ“望郷”の想いを切々と綴った手紙「ジャガタラ文」を送りました。ロマンの銘菓「長崎物語」の包装紙には、「日本こいしやこいしや・・・」という「こしょろ」のジャガタラ文(更紗(さらさ)で作られた袱紗(ふくさ))を用いています。ロマンあふれる物語をひとつひとつ包み込み、異国風味に仕上げた銘菓を心ゆくまでお召し上がり下さい。
長崎物語のウェブサイトにもこう書いてある通り、歴史ストーリーのある一品です。
また、機械で作っていると思いきや、1本ずつ手作業でクリームを詰めているようです。まったくそう見えないくらい綺麗な仕上がりですよね。
オンラインショップもあります。気なる方は是非お試し下さい。
長崎物語の動画
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長崎物語の商品情報・賞味期限・製造者
商品名 | 長崎物語 |
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製造者・販売者 | 株式会社 唐草 |
住所 | 長崎市樺島町7番11号 |
賞味期限 | 製造日より18日間 (夏季期間7月~9月は15日間) |
購入場所 | 長崎駅構内キヨスク・長崎市内百貨店地下 |
価格 | 6本入864円 |
長崎物語 - 口コミ・評判
長崎土産の代表格
長崎といえばカステラが一番最初に思い出されますが、その他にと尋ねられれば、いちおしは「長崎物語」です。
昭和の時代から愛されている長崎の有名銘菓。長崎物語は、三口もあれば食べてしまえるサイズのバームクーヘンの中に白いクリームが入ってます。物語と名前がついているだけあって、縦長のバームクーヘンは絵巻を彷彿させます。
お味はしっとりしていて、美味しいです。今でこそバームクーヘンはどこでも売ってありますが、昭和の時代、お土産のお菓子としては珍しかったです。お土産としてだけでなく、自分で買っても食べたくなる味わい。
また、パッケージに書かれているのは「ジャガタラ文」も必見。江戸時代に、ヨーロッパ人と日本人の間に生まれた子供をジャカルタに追放した歴史があり、ジャカルタからの便りが包装紙となっています。きっとそんなロマンが隠されているパッケージを使っているお菓子なので、お土産に贈られた人からも喜ばれます。
2018/3/29 uhahaさん