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オススメしたい青森土産 「おきな屋」の『薄紅百顆』

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青森県でお土産を買うとしたら、私のオススメは、大正7年創業、青森県では大変有名な老舗和菓子店「おきな屋」 さんの、『薄紅百顆』です

『薄紅百顆』とは

「おきな屋」さんで一番の主力商品(なのかな?)の、『薄紅』という、りんごを輪切りにし、砂糖で煮て、乾燥させて、粉砂糖をまぶした…という大変有名なお菓子があります。
『薄紅百顆』とは、その『薄紅』というお菓子を食べやすくするために小さくカットして小分けに包装した商品です。

『薄紅』とは…。

青森県産のりんご…「紅玉」という種類の…を輪切りにし、大きさが直径7cmぐらいの、形のよいものだけを選び、砂糖で煮て、さらに乾燥させたという干菓子(グラッセと言うらしい…)です。
直径7cmの大きさの輪切りというと、りんご一個から2、3枚ぐらいしか取れないというので、とても贅沢なお菓子だと思います。
輪切りにしたあとで、煮て、乾燥させただけという、でこぼことした形のりんごに、真っ白な粉砂糖が雪のように降り掛かって…。

商品名の『薄紅』の名の通り、とても美しい、淡いピンク色なんです。

丸い輪切りのりんごの真ん中には、種の部分が5つ、まるで小さな花のように並んでいるんです!
まるで桜のよう…と言えばその雰囲気が伝わるでしょうか?
ちょっとでこぼこしてて、でも薄紅色で、中心には愛らしい小さな花があり…。

その姿は、朴訥としているような、可愛らしいような、なんとも言えない雰囲気があります。
まるで青森のほっぺの赤い中学生のよう…?と言ったら、青森の人に怒られるでしょうか…(汗)(そういう私も青森県出身なんです)

りんごはお菓子や料理の材料として最適だということで大変有名な「紅玉」を使っており、香りも良く、程よい酸味もあり…。
見た目も美しく、愛らしく、かつ美味しいという大変素敵なお菓子です。
形の可愛らしさを考えると、お土産としては『薄紅』の方がもしかしたらいいのかもしれません…???

『薄紅百顆』とは

『薄紅百顆』は、その『薄紅』を食べやすくするために小さくカットして、小分けに包装した商品です。

私は『薄紅』を買ったことがなく、もっぱら『薄紅百顆』だけを買っています。(最初からそうでした)形は、『薄紅』を切って小さくしているので、よくりんごをウサギさんにした時のような、それを横から見たような、半月のような形です。
『薄紅』と比べたら、姿形の愛らしさはなくなっていると言えるでしょう…。

でも、ちょっとつまむには最適だと思います!グラッセを乾燥させているので、ドライフルーツのような感覚で味わい、楽しむことができます。ちょっと小腹が空いた時につまむのも良し、朝ご飯が食べられなかった時に朝ご飯代わりにつまむのも良し、いつもとても重宝しています。

お土産としてオススメのポイント①

包装が大変洗練されていて美しく、また、グラッセ自体も粉砂糖がまぶしてあって、上品で高級感があったので「誰にあげても喜ばれるかな?」と思い、購入しました。

お土産としてオススメのポイント②

小分けになっているので、お土産として配るのにとても便利です。

『 薄紅百顆 』には、12個入り、24個入り、40個入りの3種類があり、値段はそれぞれ、

12個入り…1,150円(税込)
24個入り…2,300円(税込)
40個入り…3,780円(税込)

となっています。

12個、24個、40個というのは、職場の同僚に配るのに計算しやすく、とてもありがたいですね!!

お土産としてオススメのポイント③

原材料がりんごと砂糖だけなので、人に安心してお薦めできるところも気に入りました。
また、製造販売元の「おきな屋」さんの「正直が信条」という経営理念にも惹かれました。

購入してみてどうだったか?

同僚に配ったところ、大変好評でした。
特にお子さんのいるママさんに好評で、やはりオーガニック志向に合致したのかな?と思いました。

食べてみた感想は?

食べてみて「少し甘いかな?」と思ったのですが、グラッセですし、お茶と一緒に食べるとちょうどよくなると思います。

仕事で疲れてちょっと休みたい時などは、この甘さが嬉しいです。

こんな時に!こんな方に!

上品な包装と高級感のあるお菓子なので、目上の人に贈っても喜ばれると思います。

また、フォーマルな場面…手土産など…にも最適だと思います。
例えば、つき合っている方のご両親に初めてお会いする時など…。義理のお母さんとか、お世話になっている人、お隣さんなどにも◎

あと、お子さんにも安心しておやつとして出せます!!お友だちとおうちでお茶する時にお茶受けとして◎
包装も美しいし、素材がオーガニックですし、全体的に女性受けの方がいいのかな?と思います。

「おきな屋」さんの経営理念(こだわり)について

おきな屋さんは、青森の和菓子屋さんなだけあって、作るお菓子はどれも青森県産の産品を使っているそうです。

そして、昔ながらの手作りでお菓子を作っているそうです。
手間と時間をかけ、何よりも安全な原材料を優先し、素材の美味しさを追求。

「今はやりのお菓子を作ることは苦手ですが、お菓子の基本はいつまでも残したい」と願っているそうです。

また、オリジナリティ豊かなお菓子づくりをしているところも素敵だと思います。

「たんなる物まねに堕しない、
安易に流行を追わない、
見栄えがよいだけのファッション菓子ではない、
地域の産物を積極的に取り入れ、ネーミング・デザインを合わせて郷土色のあるものをつくる、
和菓子の世界で、とかくもてはやされがちな「雅」を安易に追求しない。」(HPより)

という、すごいこだわりがあるんです!!

安易に「便利」に逃げない

もう一つのこだわりは、「加工工程の省力化のために便利なものを使わない」ことだそうです。

例えば、寒天の代わりにカラギーナン等を使用しない。あるいはカステラなどの泡立ちを早めるために気泡剤を使用しない。 味をマイルドにするため転化糖などの添加物を使用しない…など…。

これって理想的ではあるけれど、実践するのはなかなか難しいですよね…。
頭が下がる思いです。

「また添加物は、安全性とは別に味覚を落とすので最小限の使用にする。」とのこと。
さらに「和菓子づくりの基本となる餡については、生餡を製餡所から仕入れ砂糖を加えて練るという方法でなく、直接、北海道産の小豆から作る100%自家製餡とする」という徹底ぶり!

また、ホームページを拝見していて随所に感じるのは、地元青森への愛。

水も空気も、雪までも美味しいという青森で生真面目に作られた産品が美味しくない訳がない!ということで、青森県産の産品を使用しているとのこと。
地元を愛し、その地元の愛するものをさらに愛せるものに仕上げて皆さんに提供しているだなんて、とても素晴らしいことだと思いました。

という理由で、私がオススメしたい青森土産は、「おきな屋」の『薄紅百顆』です!!

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東京都在住。
週末に家族と出かけ、そこで出会うお土産を収集するのが趣味。
お土産は旅の思い出をぐっと深く、豊かにしてくれる特別な買い物だと思っています。
このブログ運営を通じて少しでも多くのお土産に触れていきたい。

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