日本では誰しもが知っている有名なお土産が伊勢名物ほまれの赤福もちではないでしょうか。
わたしも小学校の修学旅行で初めて食べて以来、いろいろな方からお土産で頂戴するばかりでしたが先般、初めてお伊勢参りに行った際にお土産として数人の方に購入しました。
ここで赤福もちのお土産としての注意事項。それは翌日までしか日持ちしないことです。
仮に冷蔵庫に入れたとしても、おもちがかたくなり、あんこも固くなるのでお勧めできません。ですから、お土産としてお考えの場合は翌日、お渡しできることが前提ということになります。
赤福もちの魅力
さて、赤福もちの魅力についてご紹介です。
なんといってもこしあんとおもちの程よい量、バランス、そして木のヘラを使って食べるシンプルなところがずっと変わっていないところが素晴らしいと思います。
こうした伝統的なお土産も時代とともに消費者のニーズがあって少しずつ変わるものだと思っていたのですが赤福もちに関しては消費者に見えるようなところは一切かわっていません。
もちろん、あんこの味付け、おもちの工法などは時代とともにかわっているのかもしれませんが、梱包や食べ方、姿かたちなどは本当に変わっていないところは素晴らしいこだわりであると思います。
今回、お伊勢参りでどうしても本店でお土産を購入したかったので来店したわけですが実際にお伊勢さん周辺にはいくつかお土産が購入できるところも点在しています。そして驚くくらいに赤福の宣伝が至る所にあるのです。
味の面でも非常に驚くことが一つ、夏季限定になるのですが本店では赤福氷というデザートがイートインコーナーで食べられます。かき氷の中におもちとこしあん、いわゆる赤福もちのパーツが入り、抹茶のシロップが振ってあるものです。これがなんと520円なのですがなんとも美味。せっかく赤福もちをお土産に買いに行くのであれば、絶対に本店に行って、こちらも食して帰るべきだと思います。
赤福もちそのものはお伊勢さんに行かずとも近鉄の主要駅などで大阪にいても購入できたりしますので。
という興ざめなことは抜きにして、今回、赤福もちがなぜ伝統を受けついて広い世代に受け入れられているのかを本店に行って実感することができました。
お伊勢さんというスピリチュアルな場所にこの赤福もちというセットでの触れ込みは非常に魅力的であり続けると思いますし、この伝統的な味は時代がいくら変わってもいつまでも飽きられることがないものだと思います。
赤福の商品情報・賞味期限・製造者
商品名 | 赤福 |
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製造者・販売者 | 株式会社 赤福 |
住所 | 三重県伊勢市宇治中之切町26番地 |
賞味期限 | 夏期は製造日共2日間、冬期は製造日共3日間 |
購入場所 | 伊勢神宮内宮前おかげ横丁 |
価格 | 8個入り760円 |