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盛り上がる・感謝される!味・インパクトともに最高レベルのどじょうすくい饅頭は島根のお土産に!!

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「どじょう掬い饅頭」はインパクト十分!おすすめのお土産

私が紹介するお土産は「どじょう掬い饅頭」です。これは島根県松江市の中浦食品株式会社が作っているお菓子ですが、地元では多少名の知れたお菓子です。饅頭は、白いこしあんを焼いた皮で包んだものですが、表面に黒くした目と、少し尖らせた鼻があります。その饅頭を薄い透明なビニールで包み、それを手ぬぐい柄の紙で覆っています。

まずはどじょう掬い饅頭の見た目ですが、まさにどじょう掬いをする人の顔のようで、とてもインパクトがあります。一度見たら忘れられません。もし見たことある方は分かると思いますが、まさにどじょう掬いそのものが饅頭になったような外観のお菓子と言えます。

さて、島根県の東部に安来市があります。その地方の民謡「安来節」に出てくるどじょう掬いをするおじさん(おばさん)が手ぬぐいを顔に巻き上げ、鼻の頭を黒く塗ってざるを持ちながら、民謡に合わせてどじょう掬いをやっていきます。足を使ってどじょうをざるに追い込み、ざるに入ったどじょうを捕まえ、腰につるした籠にどじょうを入れていくのですが、どじょうはぬるぬるとしているので、滑ってなかなかうまくいきません。逃げられたどじょうをまた捕まえようとしたりする姿を、コミカルにおじさんが演技をしくのですが、見ていててとても面白く笑ってしまいます。こんなに笑いが取れる民謡と言うのもなかなかないと思います。その面白い民謡を饅頭に作り変えてみたとしたら、まさにこのような饅頭になったとも言えるのではないかと思います。

饅頭としては、白あんにうす皮ですので、見た目通りの味だと思います。残念ながら味にサプライズはありません。しかし、松江市は知る人ぞ知る和菓子の産地でもあり、和菓子祭りが開かれたりもします。和菓子のレベルは非常に高いものがあります。そのような中で、あまり美味しくない和菓子、評判の悪いお菓子は自然と淘汰されてきます。味について言うと、どじょう掬い饅頭にはインパクトこそありませんが、れっきとした白あん饅頭に仕上がっていると思います。

このどじょう掬い饅頭ですが、やはりインパクトが違います。全国津々浦々、お土産としていろいろなお菓子や銘菓があると思いますし、確かに美味しいお菓子もあるでしょう。しかしこの饅頭のインパクトは半端ないので、もらった方は必ずや印象に残ると思います。

私もこれまで、お土産を色々な方にあげたことがあるのですが、差し上げた方から特に返信や感想をいただくといったことはめったにありません。しかしどじょう掬い饅頭については、先日は面白い饅頭をいただいた、とか、風変わりな饅頭をいただいたなどとお礼を言われることが多かったです。また私があげた方がお客さんの訪問時に出すと、そのお客さんからこれは面白い饅頭ですねと言われるようです。

私の経験ですが、今の妻と付き合っていたときにどじょう掬い饅頭をあげたことがありました。特に受けを狙ったとか良い印象を持ってもらおうとかいうつもりはなかったのですが、妻の家族の中ではやはり大受けだったようです。結果として、私の印象も少しプラスになったのではないかと、我ながら思っています。

また職場へのお土産として何度か使ったこともあります。ゴールデンウィークや夏休み、冬休み明けには、各地へ旅行に行った職場の同僚からお土産のおすそ分けをもらうことがあるかと思います。休み明けにお土産が集中するので、たいへん失礼ではありますが、どのお菓子が誰からのお土産なのか訳分からなくなったりすることもあるかと思います。しかしそこでこのどじょう掬い饅頭を出すと、やはりインパクトが違います。私のお土産に限っては単にありがとうとお礼を言われるだけではなく、「どこのお土産ですか?」とか「とても面白いですね」などと聞かれたりします。あげた私は少し優越感に浸ることができます。

強いてこのどじょう掬い饅頭の難点を挙げると、いつもいつもお土産としてあげると「またか」と思われてしまいます。要はインパクトが強い代償です。そこは、異なったあんを使用したどじょうすくい饅頭、抹茶、チョコ、いちごのあんの商品も出てきていますので、それらをあげたら飽きられずに済むかもしれません。

また、上述のように単なる饅頭やクッキー系統のお土産だったら、多少名前や味が変わっても、全国各地あるかと思います。しかしどじょう掬い饅頭は、安来節の島根県のお土産という印象まで残してくれるのではないかと思います。

このように、お土産でインパクトを与えたいとき、受けを狙いたいとき、島根県をアピールしたいときなどに、どじょう掬い饅頭は非常に役立つお土産ではないかと思います。百聞は一見にしかず。皆さんにも、もし島根県に行く機会がありましたら、この「どじょう掬い饅頭」を見て驚き、そして味わってみて欲しいと思います。

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