今回紹介するのは、お茶どころとして有名な愛媛県新宮村で生産している霧の森大福です。
私の家内の実家が香川県の高松市にあるのですが、9年前にお盆時期に家族で帰省した際に、親戚家族と川遊びに行こうということで、車で霧の森高原に遊びに行った時に初めてこの大福と出会いました。
お茶どころとして有名な愛媛県新宮村で生産している霧の森大福
http://kirinomori.co.jp/shop/products/daifuku/
そこは夏でも涼しく、川遊びや温泉もあるちょっとしたリゾート地で、子供たちも大喜び!遊んだ後に、おかし作りにはまっている親戚のおばさんが、ちょっと待っててねと言って30分くらいして戻ってきたのですが、手には何やらお菓子らしき包みが!包みの上には霧の森大福と書いてあります。
霧の森大福を食べた感想は?
これが美味しいのよ〜と言って包みを開けると、そこには緑の苔の生えたような大福がありました。どうやら緑の苔のようなものの正体はここ新宮村で作っているかぶせ抹茶というものだそうです。
お茶といえば静岡県が有名ですが、実はここ愛媛県の新宮村で作られている無農薬を一切使わない、新宮わきの茶というお茶も大変有名とのこと。とにかくものは試しということで、まずはがぶりとかぶりついてみました!口に入れるとすぐに若干苦めではあるが、高級な抹茶の味と香りが口の中いっぱいに広がり、なんとも言えず高貴な世界に突入します。
その後、続いて、優しい餡子の甘みを感じたと思ったら、突如ミルクっぽいようなバターっぽいような西洋文化の世界が口の中いっぱいに広がります。なんじゃこりゃー!と思ってかぶりついた大福の断面を見るとなんと抹茶>もち>餡子>生クリームと4層の構造となっていたのです。
アンビリーバブル!まさか餡子と生クリームがこんなにも合うなんて・・。和と洋の素晴らしいマリアージュです。
霧の森大福はお餅自体が素晴らしいのです
また、素晴らしいのは、抹茶、餡子、生クリームとどれも素晴らしい高品質のお味なのですが、お餅自体が全く手を抜いていないのです。
例えば、ちょっと失礼かもしれませんが、いちご大福がブームになった時などは、たしかにフルーツと和菓子という発想と、餡子といちごが意外にも合うというこの発想には頭が下がりましたが、幾つかのお店でそれぞれこのいちご大福を食べてみた感想としては、発想は素晴らしいが、餡子や、何と言ってもお餅自体にこだわっているお店が非常に少ないという不満感が多かったことでした。
しかしながら、この霧の森大福は全く違っており、発想・アイデアに寄りかかることなく、素材全てにこだわり抜いて作りあげているということです。
この大福のお餅自体が非常に滑らかで柔らかく最初の一口で噛み切るときにその餅の伸びること、正月の餅つきのときに食べるあのお餅の柔らかさのようです。だからこそ、生産に限りがあることが想像できます。
霧の森大福はお抹茶と一緒にいただくのがベストですが
この大福をもっと美味しくいただくにはやはりお抹茶と一緒にいただくのがベストですが、父は焼酎とも合うぞーといってお酒のおともに食べていたりもします。ちなみに私も試してみましたが、意外と合います。
おすすめのお酒は伊豆諸島の青ヶ島で作られる青酎という焼酎がおすすめです。ちなみにこの大福はもともとは、新宮村が村起こしとして観光に力を入れており、1992年にオープンした霧の森に観光客を呼ぶため、新しい目玉商品として開発したもので、新宮のお茶を活かしたお菓子は何かできないかと試行錯誤を繰り返し、和菓子と生クリームという新しい発想で誕生したものだそうです。
私が初めて出会ったのが2007年でしたので、実はそれよりも15年前には誕生してたのですね!それが毎年のようにファンが増えていき、多くのテレビ番組で取り上げられたり、インターネットの普及で一気に知名度を上げたようです。
実は2015年ベストおとりよせ大賞の和菓子・スイーツ部門で金賞も取っており、ネットで購入もできるといえば出来るのですが、現在ではあまりの人気で不定期に開かれる抽選に参加して購入するしかないとのこと。倍率はなんと100倍を超えるそうです。
抽選日時はメールマガジンの霧メールにて随時お知らせがあるということですので、購入したい方は是非登録されることをお勧めします。それにしても100倍とは・・・。9年前に初めて食べた時はここまで大変な人気になるとは思いもしませんでしたが、本物の味はちゃんとわかる人はわかるんですね。
ただ、私はネットでは買いません。なんといっても毎年お盆時期には帰省して直接購入出来るのですから!
ちなみに確実に手に入れたい方は、愛媛県新宮村にある霧の森菓子工房新宮本店か松山店、または霧の高原店にて直接購入できます。私みたいに地元に近いところに縁のある方、もしくは友人などに頼んで購入されるのも良いかもしれません。
購入までの道のり
実は霧の森大福、隠れた人気商品です。やはりネットで話題になると噂が広まるのは早いですね。この美味しさだけに、人気にも納得できます。一日数量限定で販売しているため、夕方に店舗へ買いに行ってもほぼ手に入りません。
実体験として、午後遅めの時間に松山店へお邪魔したのですが霧の森大福売り切れという張り紙をお店の入り口に見つけ、しかたなく霧の森大福ではなくマドレーヌを買って帰ったこともあります。(しかしこのマドレーヌも実は絶品。ほうじ茶や煎茶の味があり、こちらも甘すぎずお茶の味が主張しすぎず、しっとりとした食感で職場の男性にもかなりの人気の当たり商品でした。)
その後、別日に朝一で開店直後にお店へ行きましたが行列となっており、お客さんのほとんどはこの霧の森大福を購入していましたよ。冷蔵保存が必要なのですが、遠方へは宅配して頂けます。私も離れて暮らしている家族に宅配で送ったことがあります。冷蔵では3日間程、冷凍で一ヶ月程の日持ちだそうです。
新宮本店と松山店、霧の高原その他で販売しているようですが、店舗によっては季節が限られていたり入荷数が少なかったり、抽選の場合もあるらしくやはり手に入るという保証はできないようです。松山店ではその他霧の森ロールやお茶も販売しており、お土産としてとても充実した品揃えです。行列に並んでいるうちにいろいろな商品に目移りしてしまい、ついつい自分が食べたいものを沢山買ってしまいそうになりました。
さて、おすすめ商品として霧の森大福を紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。ビジネスマンやビジネスウーマンの方が出張土産を買う場合に同じところへの出張が続くと、最初はメジャーどころを攻めるんだけれども毎回同じものだと家族に飽きられてしまう...。なんてことも珍しくないのではないでしょうか。
また、帰省のたびにご近所にお土産を買うけれども同じものは飽きるなあ...。と思っている方もいるかと思います。そんな時に、その地域のちょっと変わった名産、隠れた名産を探し出して自身や周りの方へのお土産にするのも、出張や旅行の楽しみのひとつになるかもしれませんよ。
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霧の森大福の商品情報・賞味期限・製造者
商品名 | 霧の森大福 |
---|---|
製造者・販売者 | - |
住所 | - |
賞味期限 | 冷蔵は賞味期限が約3日、冷凍は約2週間 |
購入場所 | - |
価格 | - |
霧の森大福 - 口コミ・評判
意外と知られていない霧の森大福
えっ?愛媛県といえば、ミカンとかタルトとか坊ちゃん団子じゃないの?と思う方は多いと思います。
この霧の森大福、意外と知られていないのではないでしょうか。
一度、全国放送のテレビで紹介されていましたが、まだまだその知名度は低く愛媛県に割と近い広島県に住んでいる義父母でも知りませんでした。
霧の森大福というのは、抹茶を練りこんだ求肥の中にあんこ、生クリームが入っていて全体に抹茶の粉をまぶしてある大福です。
抹茶好きにはたまらない大福といっても過言ではありません。
紙で丁寧に放送されており、1つ1つ高級感があります。包を開けるとふわっと抹茶のとても良い香りが鼻を抜け、その香りを嗅いだ瞬間に「これは当たりだ!」と確信しました。
肝心の味ですが、生クリームは甘すぎずあんこは程よく甘く、その分量たるや、まったくしつこくなく何個でも食べれてしまう程に丁度良いです。また、抹茶を練りこんだ求肥はとても柔らかく、ほろ苦く、まわりにまぶしてある抹茶と相まって、あんこや生クリームの甘さを良い具合に引き締めてくれています。
程よい苦味と新鮮な抹茶の風味で、1箱8個入りですが、私は1人で1箱食べてしまいました。
さん
オススメの美味しい食べ方
冷凍のものは、冷蔵庫に入れて徐々に解凍していくのがオススメの美味しい食べ方です。急に暖かい所において解凍してしまうと、霧の森大福の売りとも言える抹茶の粉が結露で濡れて袋に付き、美味しさが半減してしまいます。
また、冷蔵庫で完全に解凍をして冷蔵庫から出してすぐ食べることをオススメしたいです。というのも、この大福はすぐ柔らかくなってしまい、中に生クリームが入っているので食べる時にドロドロしていて食べづらい上に牛皮も手に付きやすくなっているので、手や口の周りが悲惨なことになります。
とても美味しい物だからこそ、食べ方にまでこだわって貰いたくなる、そんな大福です。
この霧の森大福ですが、一つの大きさが手のひらにすっぽり収まる可愛いらしいサイズですので、甘いものは食べたいけど最近1人で全部食べられなくなってきた…という方にもオススメです。また、1箱8個入りで、お値段も高くもなく安くもなくといった価格帯なので、ちょっとした手土産にも喜ばれると思いますよ。
その土地のお土産や名産品って、結構その地元民にとってはあまり嬉しくなかったりするものな気がしますが、霧の森大福は愛媛県民にも必ずと言っていい程手土産で喜ばれます。元愛媛県民の私も、正直なところ、手土産でタルトや坊ちゃん団子を貰うよりも何倍も嬉しいです(笑)もちろん、タルトや坊ちゃん団子も美味しいのですが…。なので、親戚や友人が愛媛にいて観光ついでに遊びに行くという方も、手土産は愛媛の霧の森大福で良いかも知れません。勿論、他県のお土産の方が新鮮味があって良いとは思いますが、並ばないと手に入らないということを知っている愛媛県だからこそプレミア感が伝わって喜ばれると思いますよ。
抹茶が嫌いでなければ、渡して心の中でがっかりされることはほぼ無いといって過言ではありません。
愛媛に行った際は是非、早々にホテルをチェックアウトして並んでゲットしてほしい絶品です。1度食べる時、貴方も霧の森大福ファンになること間違い無し!ファン第一号(自称)の私もまた定期的に並んでゲットしたいと思います!
さん
男性にも女性にもそして様々な年齢層の方に楽しんで頂けるお菓子土産
霧の森大福には新宮町にて栽培されたお茶の中から、厳選された抹茶がお餅の中に練り込まれています。さらに抹茶は外側にもまぶしてあります。抹茶のほろ苦さとは対照的に、お餅の中にはこしあんとクリームが包まれています。またサイズも一口サイズとなっていて、大きすぎることも小さすぎることもなくちょうど良い。実は私、大福やおまんじゅうが少し苦手なのですがその原因が大きさなのです。大きすぎるものって、ちょっと食べにくいし小さすぎると食べ応えがないんですよね。霧の森大福はお口の小さな女性でも食べやすいですよ。その側の抹茶には注意してくださいね、ちょっと粉が飛びますから。私はこの霧の森大福を知ってからは毎回自宅や職場にお土産として買って帰っています。甘すぎず苦すぎず洋菓子要素と和菓子要素を兼ね備え、大きすぎず小さすぎず、男性にも女性にもそして様々な年齢層の方に楽しんで頂けるお菓子土産としていかがでしょうか。
さん