皆大好きほまれの赤福
とにかく美味しいほまれの赤福
言わずと知れた伊勢名物ほまれの赤福は、ピンク色の優しい和紙で包まれたパッケージで、修学旅行などのお土産でも定番になるほど人気のあるお菓子です。
今からおよそ300年前に誕生した歴史あるあんころ餅で、柔らかいお餅の上に優しい甘さの餡子を乗せた伝統ある和菓子といえます。
上に乗っている餡はこしあんで、甘さ控えめでありながら口の中でスッと溶けるので、甘党の方もそうでない方も満足できる納得の美味しさです。
土台であるお餅はもっちりして、一口でほおばると口の中いっぱいに優しい甘さが広がりますが、お子様や年配の方はゆっくり何回かに分けて食べるほうが安心できます。
餡と餅というシンプルな組み合わせながら、餡の舌触りの滑らかさと餅の程よいもちもち具合が後を引き、いくつも食べたくなるお菓子で、年齢問わず老若男女に愛されているロングセラー商品です。
8個入り、12個入りがお土産として定番ですが、沢山食べたい方は20個入りもありますし、多くの人にお土産として小分けで配りたい場合は、2個入りの紙箱パッケージの銘々箱という商品もあるので、自分用や友人向け、会社用やご近所さんなど用途に合わせて選ぶことができます。
定期的に食べたくなる安心のおいしさ
初めてほまれの赤福を食べたのは、記憶にないほど小さなころで、アルバムで確認すると3歳くらいに家族旅行で伊勢に訪れた時でした。
さすがに美味しさの記憶はありませんが、両親に聞くと美味しくてハマってしまい、夕飯を食べることができなくなるくらいに食べていたそうです。味として記憶にあるのは、小学校の修学旅行の時です。
この時は定番だからという理由で購入しましたが、自宅で食べた時にもう一箱買えば良かったと後悔したのを覚えています。
そして大人になり、伊勢方面へ旅行に行くたびに必ずお土産として購入するようになりました。家族全員が好きなので、いつも8個入りをいくつか購入して、実家へのお土産として持っていきます。餡子は甘いのですが、全くくどくないので本当にいくつも食べてしまいます。
和菓子であることには間違いないのですが、どんな飲み物にも合うのが特徴で、私は苦めの熱いお茶と頂き、子供は冷えた牛乳と食べますし、夫はコーヒーと食べています。蓋を開けて、付属の木べらを使うのがまたオツな感じがして楽しいのですが、お餅がねっちりしているので最終的にはいつもお箸で食べています。子供は木べらを使いたがるので、二人いると交代で使う必要があり、もう一つ欲しいな…と思うこともあります。
赤福を食べて毎回思うのは、餡と餅のバランスの良さです。
パッと見た感じは餡が多いように見えるのですが、食べると分かるのは、最初は餡だけの味を食べたい衝動に駆られるということです。餡と餅のハーモニーは絶妙ですが、餡だけのおいしさも味わいたいので、少し餡が多くてちょうど良いのです。
ご近所さんにお土産として配っても必ず喜ばれますし、箱も上品なので渡す時もちょうどよく、価格も良心的なので渡しやすいです。生菓子なので仕方ないのですが、冷蔵庫に入れてしまうとお餅が硬くなってしまうので、基本は常温保存ですが夏場は傷むのが心配なので、当日に食べきれない分は冷凍保存します。
消費期限は製造日から数えて、夏場は2日で冬場は3日なのでお土産として配るときはそのことも頭に入れておく必要があります。
ただし、本店で購入できなくても、途中のサービスエリアでも必ず置いているので、買い忘れた時も安心ですよ。宅配もありますが、どちらにしても生菓子なので消費期限は短くなります。毎日食べたいものではないけれど、優しい甘さと美味しさにハマっているので、定期的に食べたくなるお菓子といえます。
色々な食べ方
基本的には付属の木べらを使ってそのまま食べるのが一番おいしいのですが、欲張って大量に購入してしまったときは、若干飽きてしまうことがあります。
好きな時に食べられるように冷凍するのも一つの手ですが、夏場であればかき氷と一緒に食べると最高においしいのです!
これは、夏場限定で伊勢赤福本店にて発売されている赤福氷の真似なのですが、コンビニやスーパーなどで抹茶味のかき氷を買ってきて、器に出して少し崩しながら混ぜます。
その氷の中に、赤福を3個ほど入れて軽く馴染ませると赤福氷風の完成です。
冷えたお餅としまった餡が美味しく、また違った味と食感が楽しめますよ。
これは夏場のおすすめなのですが、冬場は赤福を使ってお汁粉風にすると美味しく頂けます。
方法は簡単で、お椀に赤福を好きなだけ入れて、上からお湯をかけるだけです。
本当に即席で高級な味のお汁粉が完成します。
既に箱に入っている状態でも十分美味しいのですが、職人さんが一つ一つ丁寧に仕上げる作り立ては絶品なので、赤福を堪能したい方は赤福本店で作り立てを食べて、お土産に買って帰る…というのがおすすめです。
赤福の商品情報・賞味期限・製造者
商品名 | 赤福 |
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製造者・販売者 | 株式会社 赤福 |
住所 | 三重県伊勢市宇治中之切町26番地 |
賞味期限 | 夏期は製造日共2日間、冬期は製造日共3日間 |
購入場所 | 伊勢神宮内宮前おかげ横丁 |
価格 | 8個入り760円 |