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名古屋のお土産ういろうの魅力。定番だけど自信をもってプレゼントできる。

私は愛知県在住の女性です。私が帰省時や他県の友人にお土産を渡す時に必ずと言っていいほど購入しているのがういろうです。

ういろうは漢字で外郎と書き、ういろ、ういろう、ういろうもちなどと呼ばれています。

もともとは黒糖味のもので、その色が外郎薬に似ていることからそう呼ばれるようになったそうです。名古屋地区でつくられていたものが名古屋駅構内などで拡販され、東海道新幹線が開通すると車内販売で売られるようになり、ういろう=名古屋名物として定着したようです。

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By 小太刀 (日本語: 撮影者:小太刀) [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY-SA 2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons

原材料はうるち米やもち米などの米粉で、水と砂糖を混ぜ合わせて蒸して作られます。食感はもっちりしていますがお餅よりは弾力があります。味は素朴な甘みがあり、緑茶やほうじ茶にとてもよく合い、名古屋の代表的な名物、お土産として長年親しまれています。くろしろまっちゃ♪あずきコーヒーゆずさくら♪というCMソングでもお馴染みです。

山口県の名物にも同じういろうというお菓子がありますが、山口県のういろうは原材料がわらび粉なのでわらびもちのようにぷるぷるしているのに対し名古屋のういろうは原材料が米粉なのでもっちりしているという違いがあります。

目次

老若男女に喜ばれる名古屋土産ういろう

私が初めてういろうを食べたのは私が幼稚園生くらいの時に祖母がおやつにとつくってくれた時だと思います。当時私はういろうをとても気に入りよくつくってもらっていました。大きくなってからも時々自分で購入したり、甘味処で食べたりします。

駅の売店やデパートだけではなく、スーパーなどでも手軽に買えるという点もおすすめです。

またういろうというと、どちらかというとお年寄りに好まれるお菓子というイメージがあるかもしれませんが、子供も大好きです。うちの姪もういろうを買っていくと大喜びで食べています。

また、私の義母は歯が弱く入れ歯なので大福などのお餅を使った和菓子は歯にひっつくので食べられないのですがういろうなら食べられるのでいつも喜んでくれます。子供用、大人用と分けて買わなくても老若男女に好まれているところがういろうの魅力だと思います。

素朴な甘さで後味もくどくないので、甘党の方にはもちろん甘いものが苦手な方にもおすすめできるのも良いと思います。そしてサイズも1、2口サイズの小さいものから1本5、6人分くらいの大きいものまであり、詰め合わせも売られているので、人数に合わせて選べるのも便利です。値段も大きいもの1本で400円前後と手軽に買える値段なのもうれしいです。

詰め合わせは見た目も綺麗で、ちょっとしたお土産にも、少しかしこまった贈り物にも適していると思います。
また、重さはややずっしりとしていますが、真空包装されているので割れたり崩れたりする心配もなく、要冷蔵ではないので保冷剤も必要なく、長時間の持ち運びも安心です。また、生菓子の中では日持ちする方だと思います。

そして、ういろうにはたくさんの味の種類があるのも面白いです。単色のものから層になっているものもあり、食感もなめらかなものから粒感のあるものまで様々です。オーソドックスなものだと、白、黒(黒蜜のような味)あずき、抹茶、などがあります。通年ある味に加え、期間限定の味も数々あり、季節の味を楽しむことができます。

今年の夏はすいかやトマトなどの味が発売されていて、見た目も綺麗でおいしかったです。秋になるとさつまいもや栗味が出てきます。またチョコバナナ味など現代風な味のものもあります。毎回違う味のういろうをお土産にすれば、飽きることなく楽しめると思います。

また、ういろうは見た目は東京バナナなどかわいいお菓子に比べると地味で若い人はあまり買わない傾向にあるようですが、最近はフルーツういろうという新商品も発売されています。これは水まんじゅうのような形で、真ん中にフルーツのあんが入っていて、包装もフルーツの絵が入っていて見た目がとてもかわいいです。種類もイチゴやリンゴ、桃など数多くあります。伝統の味を守りながらも時代の変化に合わせて進化しているのも長く愛される理由だと思います。

ういろうはそのまま食べてももちろんおいしいのですが、長年食べていていくつかのアレンジメニューを試してみたところどれもおいしかったので紹介したいと思います。

まず、ういろうは冷やすより常温保存に適していますが、食べる直前にレンジで少しあたためて食べるのもおすすめです。さらにお餅の感覚で、そこに砂糖を加えたきな粉や黒ごまをふりかけたり、あんこを乗せてもおいしいです。また、変わったものだと、バターを塗ったトーストに乗せて食べたり、バニラアイスと一緒に食べてもおいしかったです。ホイップクリームもあうかもしれません。甘いものが苦手な方はそのまま、甘党の方はアレンジして食べてみてもおいしいと思います。

名古屋観光に来て、お土産がたくさんありどれにしようか迷っている方がいたら素朴な甘さで皆に親しまれている名古屋名物のういろうを是非お土産におすすめしたいです。

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