横浜駅を歩いていると、シュウマイの香りがどこからともなく漂ってきて「そうだ、崎陽軒のシウマイを土産に頼まれていたんだ」と土産売り場向かう人もいるのではないだろうか。また、CMではリズミカルな「崎陽軒♪」というフレーズでもおなじみかもしれない。
横浜名物「崎陽軒のシウマイ」
http://www.kiyoken.com/products/shiumai/packshi.html
「崎陽軒のシウマイ」の発売は昭和3年までさかのぼる。今年で発売88年という横浜の崎陽軒を代表する大ベストセラーのお土産ものである。
長い歴史の中で崎陽軒からはたくさんの種類のシウマイが発売され、昔ながらのオーソドックスなものから賞味期限が5か月と長い「真空パックシウマイ」、期間限定の「イカシウマイ」、また移動中にも食べることが可能な「シウマイ弁当」など、さまざまに形を変えて生まれ変わっている。
まず、お土産におすすめしたい第一の理由は持ち帰ってすぐ、夕食のおかずとして食卓に出せることができる手軽さにある。そのため、里帰りする方にはぜひともおすすめしたい一品である。
中にはオリジナルのしょう油ボトルの「ひょうちゃん」がはいっており、ヒョウタン型の陶器にとても愛嬌のある顔が描かれている、毎回購入するたびに怒った顔や笑った顔、いろんな表情があるので、毎回包みを開ける際の一つの楽しみになってしまい、なかなか捨てられず、ついつい食器棚の隅にたまっていってしまうのも面白い。
また、毎回の帰省の際に田舎のお隣さんへの土産にも、お菓子などの土産より断然「崎陽軒のシウマイ」の方おばちゃんたちに喜ばれる。
一つ一つが小ぶりなので、小さい子供から大人まで食べやすく、夕食のもう一品として手軽な商品なので、多めに買って帰ってもすぐになくなってしまうのである。
私が「崎陽軒のシウマイ」の中でもいちばん助かっている商品は「真空パックシウマイ」である。賞味期限が5か月で常温保存ができるので、常にストックしておく食料としてキッチンで保管している。
家族で外出して遅くなった時に、ご飯しかないとなった場合、この「真空パックシウマイ」があると非常に助かる。
また、海外滞在中は懐かしい日本の味として夫が一時帰国の際に来乳してきてくれたのもとても助かった。海外在住の日本人や、外国人へのお土産としてもとても喜ばれる商品だと思う。
88年という歴史の中で変わっていく時代の中でお客様のニーズに合わせながら味を変え、形を変え、そして、守り続ける味、しょう油ボトルの形、今と昔の融合を経て店頭に並ぶ横浜名物「崎陽軒のシウマイ」ぜひいちど手に取って頂きたいものである。