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大仙市(秋田県)でに行ったら買いたいおすすめのお土産!銘菓から可愛いアイテムまで。

皆さんは、秋田県にある大仙市という町をご存知ですか?

旧大曲市、「大曲の花火大会」で有名な花火の町です。花火大会を詳しく検索したことのある方は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

「花火の町」と謳っているだけあって、山々に囲まれ、綺麗な空気と水に恵まれたその街では、季節や時期に関係なく、冬であっても平日であっても花火の音が鳴り響きます。「大曲の花火大会」は毎年8月の最終土曜に行われており、全国の腕利きの花火師さんたちが集って花火の出来を競う、まさに本気の「大会」。そのクオリティは大変なものですので、一見の価値ありです!

また、重要文化財に指定された「旧池田家住宅洋館」や「古四王神社」、登録有形文化財となった「本郷家住宅」など数々の古い建築物があり、さらには国指定史跡の「払田柵跡」があることから、歴史好きにもたまらない町。

今回は、秋田県大仙市のオススメのお土産10選をご紹介いたします。花火大会のついでに、歴史に触れに行った帰りに、是非参考にしてみてくださいね。

目次

秋田県大仙市のオススメのお土産10選

つじや中通本店「三杯もち」

まずは、大仙市大曲中通町(花火通り商店街)に本店を構える「つじや」さんの三杯もち。大仙市仙北地方が発祥の、あんこを小麦粉やもち米などと一緒に練り上げた郷土菓子です。その歴史は古く、江戸時代にさかのぼると言われています。食感としては「ういろう」に近く、羊羹のようななめらかな舌触りに、お団子のようなモチっとした食感。甘さは意外とひかえめで、餡そのものの美味しさを感じられるような、素朴な味わいです。価格は、1本(大)で税込1000円、1本(小)で税込750円。幅1.5cm程に切られた一口サイズもあり、そちらは1個税込120円で販売されています。種類は「赤あん」「白あん」「ごまあん」の3種類。温かいお茶と一緒にいただけば、ほっこりと懐かしい気持ちになれるようなお菓子です。

「地酒ようかん」

その名の通り、お酒で作られた珍しいようかんです。白あんをベースに純米大吟醸の酒粕を練り込んで作られているため、一口食べれば、りんごのような、ほんのり甘くフルーティーなお酒の香りがお口の中にふんわりと広がります。大仙市特産品開発コンクールで優秀賞を受賞しており、お酒好きにはもちろん、日本酒が苦手な方でも美味しく召し上がれるお菓子になっています。酒飲みには、辛党で甘いものを好まない人も多いですが、この羊羹ならきっと気に入ってもらえるのでは?しかも価格は1本260gで430円と、かなりリーズナブル。「道の駅 協和」や、大曲駅構内のお土産屋さんで購入することができます。ちなみに秋田では、日本酒のことを「さげっこ(酒っこ)」と呼びますが、まさに「さげっこ好きにはたまらねな~。」な一品です。

菓子舗榮太楼「さなづら」

さなづらとは、山葡萄の果汁でできた、薄いカード型のゼリー菓子。まず見た目が非常に美しい!薄紙を開くと、ガラスのように透き通ったそのゼリーは深紅に輝いています。その深紅は、山葡萄そのものの色。なんとも上品な佇まいのお菓子です。見た目だけではありません。口いっぱいに広がる山葡萄の香りと独特の酸味。まるでワインのような味わい深さがあります。価格は枚数にもよりますが、8枚入りで税込840円。1枚あたり105円の計算になります。他に12枚入りや、多いもので48枚入りがあり、日持ちもするのでご近所さんに配る用のお土産にもオススメです。ちなみに、さなづらって不思議な名前ですよね。これは元々、秋田弁で山葡萄のことを指す言葉だったようです。また、菓子舗榮太楼さんは、第四十八代横綱であった大鵬さんのご夫人のご実家でもあるそうです。そんなうんちくと共に、ご近所さんに配ってみてはいかがでしょうか?

「秋田諸越」(あきたもろこし)

秋田銘菓である「もろこし」。基本的な昔ながらのもろこしであれば、秋田県内では、わざわざお菓子屋さんに買いに行かずとも、スーパーでもどこでも売っている馴染み深いお菓子です。砂糖を混ぜた小豆粉を、木枠に入れて押し固め、その後焼いて作られます。落雁の一種と考えると、全く見たことのない方でもイメージが湧きやすいでしょうか?硬いお菓子ですが、一口サイズに作られていて、口の中でホロホロとほどけていきます。近年はかなり種類も多く、唐土庵さんの、薄焼きでパリッとした食感が特徴の「うす焼きもろこし」、くら吉さんの、その柔らかさが特徴の「生あんもろこし」など、バラエティに富んでいます。味も抹茶味や桜味など種類豊富。2番目にご紹介した「地酒ようかん」の姉妹品、「地酒もろこし」なんていうのも出ています。秋田のお土産屋さんのほとんどには、様々な種類のもろこしが置いてありますので、何種類か購入して食べ比べてみるのも面白いでしょう。

株式会社金萬「金萬」(きんまん)

こちらもかなり有名な秋田銘菓、金萬。60年以上の歴史があるお菓子です。というか、秋田県民で金萬を知らない人はもちろん、金萬が嫌いな人はいないのでは?老若男女問わず、みんなが大好きな金萬。もはや秋田県民のソウルフードと言えましょう。この金萬も、探し回らずとも秋田のお土産コーナーのほとんどに置いてあります。玉子入りの上品な甘さの白あんを、蜂蜜と玉子をたっぷりと使ったふわふわの生地で包み、焼き上げて仕上げることで香ばしさもプラスされています。1つ、2つと手が伸びて、ついつい食べ過ぎてしまう美味しさです。価格は10個入りで税抜600円、20個入りで税抜1200円、30個入りで税抜1800円。包装紙と焼き印がキティちゃんバージョンの、可愛い金萬も人気です。もし買い忘れてしまっても、新幹線の車内販売でも購入できますよ~!

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酒と菓子の店おおくぼ「最中 剣道の街」

こちらはかなりローカルというか、知る人ぞ知る、地元民に長く愛されているお店です。平成28年に登録有形文化財となった「本郷家住宅」がある、大仙市角間川町にお店を構えています。剣道の面の形をした、可愛いこの最中。お味は2種類で、白いほうが小豆あん、黒いほうがゴマあんです。小豆あんの方は、こしあんと粒あんが独自の配合でブレンドされており、すっきりと甘さ控えめなあんと、香ばしいパリパリの最中が絶妙にマッチしています。価格は1個税込150円。この剣道の面の形の最中、実は今人気になりつつあるそうで、全国の剣道部の少年少女たちに贈ると、とても喜ばれるのだとか!角間川町では古くから剣道に力を入れており、角間川小学校では、休み時間に「木刀降り運動」なるものがあるようです。有形文化財の本郷家住宅にほど近いところにお店があり、最中の他にも「花火サブレ」や地元の珍しいお酒も揃っているので、観光の際は是非立ち寄ってみてください。

東北醤油株式会社「万能つゆ 味どうらくの里」

えっ?めんつゆじゃん!と思ったそこのあなた。その通り。めんつゆです!ただし、この味どうらくの里、秋田県民にとってはマストアイテム。どこのご家庭にも必ず1本、いや2本や3本の買い置きがあるのがあたりまえなくらい、なくてはならない代物なんです。甘めで風味豊かなこのめんつゆは、そのまま希釈してうどんつゆにしてもよし、鍋にもよし、お醤油の代わりに肉じゃがなどの煮物に使えば、一発で味がバッチリ決まる優れもの。大仙市神宮寺にある、大正9年創業の東北醤油さんが作った本格万能つゆです。ある番組で紹介されたことから、有名になりつつあるらしいですね。お土産品としてもかなり展開されており、味どうらくの里そのものはもちろん、味どうらくの里を使ったさきいかやラスク、ドロップなども販売されています。特にラスクやドロップなどの甘じょっぱい系は、カンロ飴がお好きな方なら絶対にハマると思いますよ~。これらは主に「道の駅 かみおか」さんで販売されているので、お求めの方は是非足を運んでみてください。ちなみ道の駅かみおかさんでは、味どうらくの里を使ったソフトクリームも販売されています。こちらはお土産というわけにはいかないですが、まさに新感覚な味わいなのでお立ち寄りの際は是非とも召し上がってみてくださいね。

秋田清酒株式会社「出羽鶴 梅酒花火ボトル360ml」

第85回大曲全国花火競技大会を記念して、花火玉を模して作られた梅酒です。なんといってもこのビジュアルが素敵!コロンとしたボトル。丸っこくて可愛いような、渋くてかっこいいような・・・。遊び心満載で、デザインだけでもこだわって作られていることが窺えます。外箱には花火の種類が解説されているので、読みながら梅酒を堪能するのも楽しいですよね。中身の方も、白加賀梅をあきたこまち仕込みの純米酒で仕込むというこだわりぶり。梅の爽やかな酸味が引き立っています。価格は税込1029円、アルコール度数は11度。ロックの他に、ソーダ割もオススメです。花火大会の時期にはちょうど出回っているころだと思いますので、見つけたら是非試してみてください。飲みやすい梅酒でフォルムも可愛らしいので、お酒好きな女性の方へのお土産にも最適です。

「まるびちゃんサブレ」

まるびちゃんは大仙市で生まれた花火の妖精、いわゆる「ゆるキャラ」です。まんまるなお顔は花火玉をイメージしており、雪国らしく、わらぐつを履いています。チャームポイントは、ほっぺたに咲いたまんまるの花火。そんな可愛らしいまるびちゃんをパッケージに印刷したのがこちらのサブレ!大曲駅構内の「大仙市観光情報センター グランポール」で、帰りの新幹線に乗る前のちょっとした時間で気軽に購入することができます。プレーンで素朴なサブレですが、飽きの来ない味わい。サクサク感と、パッケージのまるびちゃんの可愛い笑顔がたまりません。価格は10枚入りで税込1080円。外箱にも個包装にもまるびちゃんが印刷されているので、「THE・わかりやすいお土産」として、ご近所さんや職場の方に配る用におひとついかがでしょうか?予備として買っておけば、お家に着いて、「あ!あの人のお土産買い忘れた~!」なんてときにも安心です!

「Hanabi Town DAISEN トートバッグ」

こちらは大仙市観光物産協会のオリジナル商品。お色はブラック、ブルーの2色です。生成り色の布地に、花火をイメージした大仙市のオリジナルマークがプリントされています。色やデザインは、普段使いできることを考えてごくシンプルに。税込600円というお手頃価格なので、花火大会を見に来た際に思い出品として、また、花火大会の会場に向かう前の手荷物のまとめ用としても気軽に使っていただけます。親しいお友達に、このトートバッグにお土産をたくさん詰めて、そのまま渡しても面白いかもしれません!大仙市観光物産協会では、トートバッグの他にもタオルやTシャツなど「花火グッズ」が多数用意されています。いずれも大曲駅構内で購入できますので、花火大会に臨む前にタオルは予備として、Tシャツはもしもの時の着替えとしてもオススメです!

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