北海道の十勝地方は広大な十勝平野が美しく、夏はとうもろこし畑やじゃがいも畑の緑が美しい田園風景の中を、ドライブするのは最高に気持ちが良いです。冬は一面に雪景色が広がる白銀の世界。たまに北キツネのお散歩に遭遇すると、何とも言えない幻想的な世界を見ることができます。
そして十勝はあの『六花亭』発祥の地。絶品スィーツの宝庫です。酪農が盛んな十勝では、ソフトクリームもとても美味しいです。ジンギスカンや豚丼も美味しいですよ。とうもろこしやじゃがいも、野菜だって美味しいです!そうです!十勝は食いしん坊さんおすすめのグルメ天国なのです。温泉もモール温泉という珍しい温泉があるので、美味しものを食べながら、温泉でのんびりしたいという方におすすめの旅先です。
それでは、十勝帯広で育った私がおすすめするお土産をご紹介致します。
十勝地方でおすすめのお土産
クランベリーのスィートポテト
十勝の中心地帯広で、長年愛されているお菓子屋さん『クランベリー』のスィートポテトをご紹介します。
こちらのスィートポテトまず、見た目がもう美味しそうなのです。サツマイモの皮を器にした、ビックサイズのサツマイモで、1つ1つ手作りされているのです。
嬉しいのが、中にはカスタードクリームが挟まれているのです。このカスタードクリームとサツマイモが絶妙にマッチしていて、一度食べたら忘れられない美味しさです。
サツマイモの皮を器にしているので、大きさはそれぞれ微妙に違うので、重さで値段が変わります。スィートポテトが大好きな方、ぜひ一番大きなものを選んでみて下さい。それでもあっとい間にペロリと食べてしまいますよ。
柳月の三方六
十勝帯広で一番有名なお菓子屋さんは『六花亭』でしょう。帯広でその『六花亭』と、双璧をなすお菓子屋さんが『柳月』です。そして。その『柳月』の看板商品が『三方六』なのです。
『三方六』は、外はチョコレートでコーディングされ、中はしっとりとしたバームクーヘンです。バームクーヘンと言っても、一般的なドーナツ型のバームクーヘンではありません。 北海道の白樺の木の薪をモチーフにした可愛らしい形のバームクーヘンです。
昔ながらスタンダードな『三方六』に加え、現在はメープルやショコラなどが楽しめます。
実は『柳月』の工場『スィートピアガーデン』では、『三方六』の端っこをとってもリーズナブルに購入出来るのです。自分用のお土産なら、これもお得に美味しい『三方六』がお試しできますよ。
六花亭のマルセイバタ
やはり十勝帯広と言えば『六花亭』のお土産は外せません。皆さん『六花亭』の『マルセイバターサンド』ご存知でしょう。この『マルセイバターサンド』のバターがあることはご存知ですか?
六花亭の直営店では、『マルセイバターサンド』のバターが手に入るのです。バターサンドのバターはお菓子用のバターなので、無塩バターですが、こちらは家庭用に使いやすくされた有塩バターです。私も帰省した際は、これだけは必ず買って帰ります。朝食のトーストがちょっと贅沢になりますよ。レーズン添えてもいいですね。
今では、『マルセイバターサンド』はデパートなどで、どこでも手に入りやすくなりましたが、まだ『マルセイ バタ』は直営店でしか手に入らないので、ちょっと目新しいお土産になるのではないでしょうか。
有楽町のジンギスカン
帯広では、週末になる必ずと言っていいほど、どこかのお家から、美味しそうなジンギスカンの匂いがしてきます。帯広の人って、本当によくジンギスカンを食べるのです。
地元で大人気なのが『有楽町』のジンギスカンです。ここのジンギスカン絶品なんです。ホルモンうどんは、最高に美味しいですよ!
そして、こちらのお店のジンギスカンクール便で発送もしてくれるので、お土産にも最適です。お店から発送なら、持ち帰りの際、ジンギスカンの匂いも気になりませんよね。
スィーツ天国十勝帯広ですが、甘いものが苦手な方や男性に、喜ばれるお土産です。ジンギスカンは実はお肉の中では、ヘルシーなお肉なので、女性の方にも、なかなか良いお土産になるのではないでしょうか。
十勝ワイン トカップ
そして十勝はスィーツだけではありません。十勝ワインも忘れてはいけません。一番ポピュラーなのが、『トカップ』でしょう。『トカップ』は地元でもよく飲まれているテーブルワインです。親戚や友人とワイワイ週末に集まることが多い地域なので、そんな場でも『トカップ』はよくら飲まれています。
そして帯広から車で40分ほどでしょうか。池田町に通称『ワイン城』と呼ばれる場所があります。正式名所は『池田町ブドウ・ブドウ酒研究所』ここで、ワインの清掃過程について学ぶことができます。ワイン好きな方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。こちらでは、無料のワインの試飲もできるので、お好みのワインを探してみるのも楽しめます。
『トカップ』は手頃なお値段なので、お土産にも重宝しますよ。ジンギスカンとセットでお土産にしても、嬉しいお土産になりそうです。
六花亭のひとつ鍋
『六花亭』と言えば『マルセイバターサンド』が有名ですが、『六花亭』には、他にも美味しいお菓子がたくさんあるのです。中でも、和菓子が好きな方におすすめのお土産が『ひとつ鍋』
お鍋の形をした可愛らしい最中です。嬉しいのが中の餡にお餅が2つ入っているのです。
餡は、小倉餡、こし餡、白餡の3種類で、3つセットの詰め合わせもあります。
鍋の形は、十勝開拓の祖『依田勉三』の開拓の決意の句がモチーフにされているのだそうです。とても可愛らしい形ですが、十勝の力強い歴史の形なのです。
しっとりとした最中なので、少量でも高級感があり、見栄えもよく、年配の方へのお土産としても良いと思います。豆は十勝名物なので、十勝お土産らしいのも良いですね。
レストランよねくらの十勝牛ワイン漬ステーキ弁当
晩飯は池田駅の十勝牛ワイン漬ステーキ弁当♪ pic.twitter.com/utKY6TsxQ9
— YASU@2/18熊本城マラソン (@yasu_defcon1) 2014年7月27日
十勝の中心地帯広から少し足をのばして、池田町をたずねたら、ぜひ『レストラン よねくら』で、池田牛のステーキを食べてみて下さい。絶品のステーキです。希少な池田牛は、北海道でも食べられるレストランはなかなかないのです。
もし、列車の旅をしている方で、池田町は通るけれど、途中下車する時間はないけれど、ぜひ池田牛のステーキを食べてみたいという方!大丈夫ですよ!何と、事前によねくらさんに電話で乗る列車を伝えて予約しておけば、列車のドアの所まで届けてくれるのです!
列車の旅には駅弁が嬉しいですよね。雄大で美しい北海道の風景を車窓から眺めながら、『ステーキ弁当』を食べるなんて、これもまた旅の素敵なお土産になるのではないでしょうか。
レストラン よねくらのバナナ饅頭
唐突によねくらのバナナ饅頭が食べたくなった pic.twitter.com/EgHLVqgq3B
— どんこ (@m_ttazy_donko) 2017年11月7日
池田町の『レストラン よねくら』には、もう一つ、地元では知らない人がいないであろうお馴染みのお土産があります。
池田町と言えば『バナナ饅頭』なんです。
『バナナ饅頭』はバナナの形をした可愛らしいお饅頭で、中の白餡もバター風味です。
実は池田町、ドリカムの吉田美和さんの故郷なのです。おそらく‥‥いや、絶対、吉田美和さんも、『バナナ饅頭』食べて育ったはず!そのくらいお馴染みの、地元で愛されている歴史あるお土産なのです。
『バナナ饅頭』は帯広でも、購入できますが、せっかくなら池田町までドライブがてら足を運んでもいいですね。吉田美和さんのあの素晴らしい歌声を育てた小さな町をのぞいてみるのも、旅の思い出になるでしょう。
ランチョ エルパソのどろぶた
『ランチョ エルパソ』は地元で人気の レストランです。こちらの『どろぶた』と呼ばれるブランド牛をご存知ですか?
『どろぶた』とは、泥んこまみれで、放牧で育てた豚のことで、ストレスを少なくのびのび育った豚の方が、上質な肉質になるのだとか。
エルパソさんのすごいところは、この『どろぶた』の飼育から始まり、ソーセージやベーコンに加工、レストランで食事として提供するというところまで、すべ一貫し行っているところです。エルパソさんのこだわりが感じられます。
なるほどたしかに、絶品のハムがこちらでは食べられます。こちらのレストランでは帯広の地ビールも飲めますので、お酒の好きな方はぜひ、足を運んでみて下さいね。『どろぶた』のハム、ビールにもワインにも合いますよ。
お酒の好きな方へのお土産になるのでは『どろぶた』のはむとソーセージ、それに十勝ワインの組み合わせはむと嬉しいと思います。
岡女堂の大納言 甘納豆
十勝の名産品として、外せないのが豆です。一つ、全国的には『六花亭』や『柳月』ほどの有名店ではありませんが、心意気が素敵な名店のお土産をご紹介します。
帯広から車で1時間ほどの本別町の『岡女堂』 こちらは豆専門のお菓子屋さんです。豆は十勝を代表する名産品です。そんな地元十勝の豆、特に本別産の豆を中心に使い、豆一筋にお菓子を作ってきた『岡女堂』さんの心意気が、とても素敵です。何と『岡女堂』さんは安政2年創業の老舗のお菓子屋さん。その頃から、豆一筋でやってきたのだそう。地元の名産品を大切に活かして、守り続けた心意気が素晴らしいと思います。
おすすめは、やはり一番オーソドックスな『大納言 甘納豆』一粒一粒、しっかりした味ですが、優しい甘さで、食べると止まらなくなりますよ。
柳月製菓 十勝みるく
小学校の時は夏休みや冬休みになると必ず遊びに来た孫が、中学校に進むと部活が忙しくなかなか遊びに来れません。お菓子が好きなので遊びに来たときは必ず十勝の美味しいお菓子を食べてもらいました。先日妻と二人で孫のいる札幌へ遊び行きました。孫にお土産のリクエストを聞くと、以前食べた美味しさが忘れられない、柳月の「十勝みるく」を持って来てと言います。「十勝みるく」は、お饅頭ですが和菓子のイメージではありません、洋菓子の雰囲気もあり不思議な感じがします。皮はとても薄く、中には餡がびっしりと詰まっています。バターとミルクをたっぷり練りこんだミルク味のお饅頭です。それこそ十勝の美味しさがギッシリ詰まっており、しっとりした感じがします。餡がびっしり詰まっていますが、甘味はくど過ぎないのでとても食べやすく美味しいです。家族皆でいただき、孫の満面の笑顔を見る事が出来たので良かったです。子供さんから年配の方まで、幅広い年代に喜ばれるようなお菓子です。
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