大自然に囲まれた北海道十勝地区の都市、帯広市。内陸のため気温差が激しく、夏は30℃、冬は-20℃と季節によって50℃も差がある場所です。その気温差と広い土地を生かして農業や酪農が盛んです。展望台からみる農業地帯は、きれいに区切られた様子と色とりどりの様子から「パッチワークの畑」とも呼ばれています。帯広市には大きな催しが2つあります。1つ目は毎年8月13日に行われる「勝毎花火大会」です。これは十勝毎日新聞という地方紙を発行している新聞社が主催の花火大会です。日本でも有数の規模が大きい花火大会で、毎年約2万発の花火が打ち上げられ、全国から観客が押し寄せます。2つ目は「おびひろ氷まつり」です。帯広の寒さを生かしたお祭りで、氷像や氷のすべり台などが作られます。夜にはライトアップされるなど、ロマンチックな時間を過ごすことができます。
北海道十勝地区の都市、帯広市のおすすめお土産
マルセイバターサンド
北海道名物としても有名なマルセイバターサンドですが、製造元の六花亭は帯広市で創業されました。固くなくやわらかすぎもしないホロっとしたビスケットの中に、くどくない甘さのバタークリーム、その中にはさらにレーズンが散りばめられています。レーズンがアクセントとなって甘ったるい印象がなく、何個でも食べられてしまいます。また人により食べ方も様々で、そのままかぶりつく人、上のビスケットをはがしてバタークリームを付けながら食べる人など自分の好きなように楽しむことができます。この商品名の由来は、十勝を開拓した依田勉三が率いる晩成社が十勝で最初に作ったバターの名前からきているそうです。そのバターのラベルを模した真っ赤なパッケージも特徴的です。値段は4個入り500円
大平原
こちらも六花亭の大人気のお菓子です。どの世代にも好かれる、優しい味のマドレーヌです。ふわふわしていてやわらかいので、小さなお子さんから高齢の方まで安心して食べられるようになっています。バターは北海道産のものを使用しています。包みを開けた瞬間からバターの香りがふわっと漂い、食欲をそそります。決して小さくない大きさなのに、一度に2.3個食べてしまうほどやみつきになる美味しさです。そのまま食べるのももちろん美味しいですが、生クリームやバニラアイスと一緒に食べるのもオススメです。通常は4個入りですがバラ売りもしているので、1個から買えるというのも魅力的です。是非帯広に来た際には食べていただきたいお菓子です。値段は4個入り500円。
春駒チーズ
帯広市にあるユトリベルグというケーキ屋さんで売っている一口サイズのチーズケーキです。濃厚なチーズの味がフワッと口の中で溶けます。スフレタイプなのでどなたでも食べやすく、地元でも人気の商品です。通常のチーズケーキが苦手な方でも食べやすいほど軽いので、苦手な方にも一度試していただきたいケーキです。コーヒーを飲みながら一緒に食べると、チーズケーキもコーヒーもさらに美味しく感じていただけると思います。パッケージは帯広の地図が可愛く描かれており、帯広のお土産としてはぴったりの商品です。5個入り、10個入りと個数が選べるのも嬉しいですね。箱入りなのでつぶれる心配もなく、持ち歩きにもぴったりです。値段は5個入り680円。
三方六
六花亭と並ぶ帯広のケーキ・お菓子屋さんといえば柳月です。その柳月の不動の人気商品である三方六はお土産にもオススメです。三方六はバウムクーヘンの一辺にチョコがかかっているスイーツです。ホワイトチョコレートとミルクチョコレートがかかっており、その姿はまるで帯広に群生している白樺の木のようです。十勝産100%の小麦粉を使っており、その他の原料も多くは北海道産のものが使われています。バウムクーヘンといえばもっさり、あるいはパサパサしたイメージがありますが、三方六は全く別物です。とてもしっとりとした生地で、チョコとも相性が抜群です。プレーン味をはじめとして他にもチョコ味、抹茶味、メープル味など色々な味があるので全種類食べ比べしてみるのも楽しいのではないでしょうか。15cmほどの大きさが1本で、中身は一口サイズにカットしてあります。値段は1本630円。
クランベリーのスイートポテト
帯広名物といえば欠かせないのがこのスイートポテト。市内に何ヶ所も出店しているクランベリーという洋菓子店の大人気商品です。器に入れて焼き上げるのではなく、中身をくり抜いたさつまいもの皮の上に直接生地をのせ、焼き上げています。見た目のインパクトがまず大きい商品です。また大きさもとても大きく、1個いくらという値段の付け方ではなく、量り売りとなっています。地元の人は見慣れていますが、初めてみる人は皆さん驚くと思います。これをお土産として買っていけば、見た目で驚かせ、また味の美味しさでも驚かすことができると思います。好きな大きさにカットして売ってくれるのが嬉しいです。帯広駅でも買うことができます。値段は216円/100gの量り売り。
クランベリースイートポテトの口コミ
インパクト大のスイートポテト
私が自分用や帰省する際のお土産として数回購入しているのが、北海道帯広市に本店があるクランベリーのスイートポテト。スイートポテトといっても様々なタイプの商品がありますが、こちらはサツマイモそのものを器にしているので、ジャンボなインパクトが大きく、スイーツ好きの人に喜ばれます。切り売りしていないので、全て量り売り。ですから価格はサツマイモの形や大きさによって異なり、1,000円くらいからのものが揃っていました。
大きさもさることながら、こんがりとした焼き目がついた表面が食欲をそそります。美味しさのポイントは、甘すぎないサツマイモのフィーリングと、下の部分に詰められている甘いカスタードクリーム。相性がバッチリで、なれらかでほっこりする甘さを堪能することかできます。
食べ方は電子レンジでほんのり温めて食べても美味しいのですが、私のおすすめは、冷凍したものを溶けきらないうちに食べる方法。サツマイモのアイスといった感じになって、これもまた美味しいです。
ますやパンのパン各種
お土産にパン!?と思うかもしれませんが、これは本当にオススメです。地元では赤ちゃんからお年寄りまで全員が1回は食べたことがあるというほど有名なパン屋さんです。十勝産の小麦を100%使用しているので美味しいのはもちろんのこと、値段がとても安いです。基本的には100円台で買える商品が多く、高くても300円台ととてもリーズナブルです。これも地域から愛される要因の1つだと思います。安いからといって品質が落ちることはなく、素材の味を生かしたいつ食べても美味しいパンが揃っています。1950年に創業した老舗のパン屋さんですが、行くたびに新商品が増えているのではないかと思うほど商品開発にも力を入れています。オススメは、5種類のチーズをふんだんに使用した「とろ~りチーズパン」です。
旅のはじまりのビール
帯広市内で2016年3月に開業したホテルヌプカというホテルで製造・販売されているクラフトビールです。このビールは北海道産の麦芽を100%使用したピルスナータイプで、日本人好みの味に仕上がっています。麦の香りや深い味わいが感じられ、飲んだ後の口の中にしばらく余韻が残ります。重くないのでどんどん飲んでしまうとても美味しいビールです。ホテル内で生ビールとして飲めるだけではなく、瓶ビールでも売っているので、お土産にもぴったりです。ラベルには十勝地区の地図が可愛らしく書かれているので、十勝帯広のお土産なんだなと一目でわかります。農林水産省主催のコンテストでも賞を受賞するなど、政府のお墨付きもついている本物のクラフトビールです。
華どら秀月の創作どら焼き
帯広市内にあるどら焼き専門店です。本当にたくさんの種類のどら焼きがあり、見ているだけでも楽しくなるようなお店です。通常のあんこはもちろん、生チョコバナナ、モンブラン、ラムレーズン、いちごクリーム、バター醤油などなど、常時18種類のどら焼きが並んでいます。生地はとてもふわふわで、生地だけで食べても本当に美味しいです。そこにあんこやクリームが重なって、全種類食べてしまいたくなるほどハマってしまいます。十勝は小豆の産地なので、あんこも上品な甘さです。あんこは自家製で、先代から受け継いでいる味だそうです。駅からは少し遠いですが、行く価値はあるので是非行ってみてほしいです。変化球的な帯広土産にぴったりです。値段は1個120円~。
ミルクジャム
十勝しんむら牧場という放牧酪農をしている牧場が製造・販売している商品です。牛乳と砂糖を煮詰めて作られるミルクジャムは、牛乳の美味しさが最大限活かされた、ありそうでないジャムになっています。牛乳はしんむら牧場で育てている放牧牛乳、砂糖は北海道産グラニュー糖を使用しています。保存料などは一切使用していないので、どなたが食べても安心安全です。パンにつけるのはもちろん、パンケーキなどにももちろん合います。また牛乳が原料なのでコーヒーや紅茶にもよく合います。自分次第でレパートリーは無限大に広がるので、色々なものに合わせて挑戦してみるのも良さそうですね。ミルクをベースとして他にもたくさんの味があります。帯広駅で購入できます。値段は1個650円~。
あさひやロール
帯広はおいしいケーキ屋さんが数多くある激戦区ですが、その中でもファンが多いお店です。六花亭や柳月は帯広以外でも買えますが、あさひやは帯広でしか展開していないので、帯広に来た際は是非行ってもらいたいお店です。あさひやロールはロールケーキを丸ごと1本購入できる贅沢な商品となっています。ふわふわのロール生地の中に、これまたふわふわな生クリームが入っています。たっぷりの生クリームが入っているのにくどくなく、ぺろっと食べてしまえます。プレーン味と抹茶味があり、どちらもとてもおいしいです。元々箱入りなので持ち歩きも簡単です。是非みなさんで切り分けて楽しく食べていただきたいケーキです。値段は1個1000円。
柳月「月ふわり」
柳月『月ふわり』は、しっとりともちっとした生地の中に十勝産小豆あんこが入っているお菓子です。さらに、あんこの中にはチーズクリームが入っているのもポイントです。
しっとりモチモチの食感は普通の饅頭とは違ってクセになる食感なので、ついつい手が伸びてしまいます。大きさも程よく、月に見立てたパッケージはお月見シーズンにピッタリです。
大きさは程よく、お値段は8個入り975円ととっても安いです。賞味期間も12日あるので、安心です。
他にも4個入りで475円、15個入りで1760円もあります。バラ売りでも対応可能なので、自分用にバラ売りで買って帰ってもいいと思います。
あんこ好きの方にはもちろん、チーズクリームも入っているので、小さい子供にも、もちろんお年寄りにも幅広い年代の方に喜ばれるお土産だと思います。
北海道十勝は小豆もチーズも有名です。あんこ&チーズ、二つとも入っているお菓子なのでお土産はとても喜ばれるのではと思います!
六花亭「十勝川西長いもシフォン(メープル)」
「十勝川西長いも」は、帯広市川西で栽培している長いものブランド名です。きめ細かく粘りが強いのが特徴です。それがシフォンケーキになっており、地元の銘菓店「六花亭」の技術と地元の名産「川西長いも」のコラボは話題を呼びました。シフォンは予想通りの「しっとりしたふわふわ」、それでいて可なり弾力もあります。とても柔らかくて、お土産として持っていくとお年寄りや子供さんにも喜ばれます。「十勝川西長いもシフォン」の大きな特徴の一つは、膨張剤の代わりに「川西長いも」を使用しており、川西長いもの長所が見事に生かされていると思います。パッケージに書かれている言葉「良心から生まれた良品です」は六花亭製菓のお菓子作りへの信念みたいなものを感じました。一口食べるとメイプル独特の甘味と香りが口中に漂います。メープル味以外にサツマイモ味や青えんどう味等季節ごとの味も楽しめます。とにかく食べやすく美味しいです。煎茶でも紅茶にでも合うと思います。