長崎県には海外の影響を受けた場所や食べ物がたくさんあります。まず西洋的な場所と言えばグラバー園でしょう。県内には多くのキリストの教会も点在しています。その他に中国料理屋さんが立ち並ぶ長崎新地中華街もあり、毎年、らんたんフェスティバルも開催されます。また歴史的な場所も多くあり、その代表的な場所と言えば、平和祈念館でしょう。最近、世界遺産として登録された軍艦島も歴史的な場所と言えるのではないでしょうか。また佐世保市にはハウステンボスがあり、広い敷地内にあるアトラクションや博物館、そしてオランダの雰囲気が漂う花や建物を見学に訪れる人たちで大人気です。
長崎県にはちゃんぽん・皿うどんを始め、美味しいものもたくさんありますし、お土産の種類も豊富です。
長崎県で買いたいおすすめのお土産
長崎県と言えば、おいしい食べ物に異国情緒あふれる街並み、最近では夜景の美しさでも話題になりました。世界遺産の軍艦島やグラバー園、ハウステンボスや雲仙温泉など、小さな県に観光地がギュッと詰まっています。一度の旅行じゃ全部は堪能できないほど、色々なものがありますよ。
そんな中でも、長崎といえばグルメ!と思う方も多いのではないでしょうか。長崎ちゃんぽん発祥の地である長崎には、おいしいものがいっぱいです。ちゃんぽん、皿うどんだけでなく、カステラやトルコライスたるものまで、長崎に来なければ味わえないものも、最近ではお土産としてグッと身近になりました。
そこで、今回はグルメの地「長崎」のおいしいお土産を10個ご紹介していきたいと思います
クルス
クルスは長崎で半世紀以上も愛され続けている銘菓で、薄皮の甘いお煎餅にホワイトチョコレートがサンドされたお菓子です。ちょっとゴーフレットに似た感じですが、お煎餅の部分が少し固めで歯ごたえがあり、ほのかにジンジャーの香りがするチョコレートとの相性は抜群です。種類は定番のホワイトチョコレート味に加えて、コーヒー味とイチゴ味もあり、どれも美味しいので3点が入ったセットがおすすめです。
クルスはポルトガル語で“十字架”を意味するため、お煎餅の表面には十字架の絵が刻まれていて、パッケージにもシスターの絵が可愛いタッチで描かれています。賞味期限も3か月ほどと長いですし、個包装で1枚は約40円ほどですので、職場などたくさん配る必要のある場合のお土産におすすめです。
はなかご
はなかごはフランス菓子のフィナンシェを改良して作られたもので、フレッシュな焦がしバター、そしてアーモンドプードルがたっぷり使われているので、濃厚でリッチな焼き菓子です。マドレーヌみたいな感じなのですが、小さめの四角形で外側はちょっとだけ固めです。パッケージに書かれた文字と絵も上品で可愛らしいです。小さめなのに1つ150円ほどするので他のお土産に比べたら、ちょっと高めですがその価値は十分にあるお菓子です。モンドセレクション最高金賞を8年連続で受賞しているそうで、食べてみたらナットクの美味しさです。チョコレート味もありますが、おすすめはやっぱりプレーン味です。お土産用には、はなかごだけのボックスと、ミニマーマレードやクッキーとのセットのボックスもあります。
はなかごの口コミ
クセになる美味しさです
「はなかご」長崎県佐世保市の赤い風船というお店で作られていて、フレッシュバターとアーモンドプードルがたっぷり使われている質の高いリッチな味わいの焼き菓子です。フランス菓子のフィナンシェを改良して作られたもののようで、上にアーモンドスライスが乗っているので歯ごたえの良いアクセントになって、中はバターとアーモンドの味がぎゅっと詰まった濃厚な美味しさです。サイズはそんなに大きくありませんが、1つでも満足感の高い焼き菓子で、何度もモンドセレクション金賞を受賞しているのも納得です。パッケージも可愛いピンク系で書かれている絵も文字もキュートで特に女性に喜ばれるお土産です。値段は1個、150円ほどと少しだけ高いですが、あの美味しさからすると値段以上の価値のあるお土産だと思います。このお菓子を買う時には人に渡す用だけでなく、自分用にも買いますが1つ食べるとクセになって、いくつかまとめて食べてしまいます。
九十九島せんぺい
九十九島は長崎県佐世保市周辺にあるたくさんの島の集まりの名前で、“せんぺい”というのはこの地域の方言で煎餅のことです。戦後の物が不足していた時代にかき集められた砂糖などの材料で作られたのが始まりだそうです。九十九島せんぺいの形は縁起の良いカメの甲羅と同じ六角形で、そこに九十九島を表現した沢山のピーナツが散りばめられています。昔ながらの製法で、歯ごたえがよく、甘さ控えめのカラメルみたいな味もして、ピーナツも香ばしくて、癖になる美味しさです。以前は5枚入りだったのですが、最近は個包装になっているので、ますますお土産にしやすくなりました。1枚はわりと大きめで60円ほどとリーズナブルで、どんな年代の人へのお土産にも喜ばれるお菓子です。
ちゃんぽん&皿うどん
長崎といえば、ちゃんぽんと皿うどんが有名です。その2つの料理を家でも簡単に作れるように麺とスープがセットになっているお土産品です。ちゃんぽんには生めんとスープがセットになっていて、麺は茹でてから作りますが、皿うどんの麺はすでに揚げられているので、そのまま使うことが出来ます。色んなメーカーのものがありますが、おすすめは“みろくや”のちゃんぽんと皿うどんです。一人用からお徳用サイズまでありますのでお土産を渡す人に合わせて選んだら良いと思います。また皿うどんチョコレートというものもあります。これはパリパリの皿うどんを小さくまとめて、チョコレートがコーティングしてあるお菓子なのですが、ちょっと塩加減がきいた皿うどんのと甘いチョコレートのバランスが絶妙で美味しいです。
かんころ餅
昔、食料が不足している時代に餅の量を増やす目的で作り始められたもので、サツマイモを湯がいて天日干しした後、餅と合わせてついて作られます。素朴で自然な甘さで、何となく懐かしくなる美味しさです。特にストーブの上で焼いたり、トースターで調理すると、モチモチの触感と香ばしさがよくマッチしてとても美味しいです。最近は色んな味のバリエーション(よもぎ、ゴマ、紫芋など)もありますが、やはり定番のオリジナルの方がおすすめです。1本の延べ棒状態になっているので、食べる前に一口サイズに切って焼くことが必要です。そのままでは食べれないので、職場などのお土産には向いていませんが、ご近所さんや家族へのお土産にはおすすめの一品です。
五島うどん
長崎の五島列島の名産品で、日本三大うどんの1つに挙げられています。麺はコシが強くて、ダシはあご(トビウオ)で作られています。麺は地元のミネラルを含んだ天然塩と椿油が使用されているので、独特な風味があり、細麺なのにコシが強くて、モチモチとした歯ごたえと喉ごしの良さが抜群の美味しいうどんです。また延びにくいので、野菜や肉などと一緒に調理して、煮込みうどんにしても美味しいです。またお土産で売られているものは乾麺なので日持ちもします。アゴダシには色んな種類があり、天日干ししたアゴがそのまま入っているものや、ボトル状のものがありますが、お土産にするなら粉末タイプのものが調理もしやすくて、持ち運びもしやすいのでおすすめです。
一度食べたら必ず虜になるうどん、五島手延べうどん。長崎市の離島「五島列島」で作られている有名なうどんです。とは言っても、まだまだ知名度が低いのが現状です。
しかし、味は本物で、有名なうどんの産地、讃岐・稲庭と並び、日本三大うどんにも数えられているんです。
ツルツルとしたのどごしに滑らかなうどんの食感の秘密は、うどんのつなぎとして「椿油」が使われていることなんです。五島は有名な「椿油」の産地でもあるのです。上質な椿オイルをうどんに混ぜ入れることで、このツルっとした滑らかな食感になるというわけです。
長崎の食卓には欠かせない五島うどん、あなたも一度お土産として買ってみませんか?そののどごしにきっとビックリしますよ。
福砂屋カステラ
長崎のお土産の定番といえば、やっぱりカステラだと思います。南蛮貿易の玄関口だった長崎にポルトガルから伝わった洋菓子を改良した和菓子です。たくさんのメーカーがありますが、私がおすすめなのはやっぱり福砂屋のカステラです。下のザラメが最高で、程良い甘さとしっとり感がちょうど良いんです。最近は定番のものから、抹茶やチョコレート風味のものもありますが、抹茶は定番のものに劣らず美味しくておすすめです。サイズも2切れが入っているミニサイズもありますので、渡す相手によってサイズを選んだら良いと思います。また大きなサイズでも個包装のものも多くありますので、職場へのお土産にも渡しやすくなりました。自分用のお土産になら、カステラの切れ端がおすすめです。ただ福砂屋などの大手のカステラ屋さんには売ってないので、地元の小さめのお店に行くと良いと思います。
福砂屋カステラの口コミ
やっぱり「カステラ」
長崎のお土産として一番に思いつくのはやっぱり「カステラ」ではないでしょうか。
でも最近、カステラって色々なメーカーさんがたくさん出していて、他県にも売ってるし、身近に買えると思いませんか?確かに、今は色々なメーカーさんがそれぞれのおいしいカステラを販売されています。
しかし、長崎に住む人はカステラといえば「福砂屋」というイメージを持っている人が多いです。福砂屋の創業は寛永元年、なんと1624年!長崎で一番最初にカステラを作ったのが福砂屋なのです。価格も他のカステラ店と比べても比較的高価です。
あのシャリシャリとしたザラメの食感にシンプルで優しい甘さ・・。今も長崎の人の心のふるさとは福砂屋のカステラだと思います
カステラはやっぱり福砂屋!
母が大好きなこともあり、家族揃ってお気に入りの福砂屋のカステラ。生地はふわふわでザラメがたっぷりついた底のシートの部分がたまりません!
剥がしたシートについたザラメを食べるのが好きで、アイスの蓋やケーキのフィルムのような感覚で子どもに戻った気分になります。
母は仲の良い近所の知り合いの方が実家が長崎県のため、帰省した際に買ってきてくれた事からハマってしまったようです。
地元の百貨店に販売店があったので身近に買えて、家庭訪問の際にはいつも用意した先生へのおこぼれを今か今かと待ち構えていたり、何かのごほうびに1本のカステラを半分に切って、兄と縦かじりしながら仲良く食べたのを覚えています。
福砂屋さんはカステラだけでなく、手作り最中も私は大好きです。餡を自分で入れて食べるタイプで、小さい頃は皮をスナック感覚でパリパリ食べて母に「無くなっちゃうでしょ!」と叱られたりしながら食べていたのが楽しくて、今では最中目当てに旅行出来る程になっていて、福砂屋さんは思い出のお菓子です。
角煮まんじゅう
長崎の卓袱料理でも人気の高い豚の角煮を手軽に食べれるように、ふわふわ&もちもちの白い皮(肉まんの皮のようなもの)で挟んであるものです。甘辛く煮込んである豚のバラ肉はトロトロでとても美味しく、シンプルでモチモチした皮との相性も抜群です。豚の角煮は食べやすいように暑さ2cmくらいで食べやすいです。1個400円以上とちょっと高めですが、それだけの価値はある商品だと思います。種類も定番の角煮まんじゅう以外に、大トロ角煮まんじゅう、肉まんや餃子などとの詰め合わせもあり、肉好きの普段お世話になっている方へのお土産にはぴったりだと思います。個包装されている冷凍品で賞味期限は製造日から90日ですので、多めに買っても安心です。
長崎の代表的な卓袱料理である「角煮」を食べやすく、柔らかなまんじゅうに包んだ「角煮まんじゅう」。大好きな方も多いのではないでしょうか。カステラと比べたらそう古くない新しいお土産ではありますが、その人気は長崎だけじゃないのは御存じだと思います。
そもそも「角煮」自体、長崎の伝統的な卓袱料理の一品ですから歴史があると言えばそうなるのかもしれませんね。
柔らかく煮込んだ豚バラ肉を、ふかふかのおまんじゅうで包んだ角煮まんじゅう。片手で手軽に食べられることからお土産にもピッタリです。お勧めなのは「岩崎本舗」。こちらの初代社長が、「おいしい角煮をもっと手軽に食べたい」と作ったことが角煮まんじゅうの始まりになります。
チョコローゼ
佐世保の繁華街にある“白十字パーラーぽると”というお店で売ってあるお土産品です。発売から30年以上経つロングセラー商品で、洋酒に漬け込んだドライフルーツの入ったミニケーキをチョコでコーティングしてある、ちょっと大人なお菓子です。香りが良く、甘過ぎず、コーティングされたチョコレートも美味しくて、しかも中のケーキとチョコレートのバランスが絶妙です。子供がいる家へのお土産には向いていませんが、大人には受けが良いお土産だと思います。このパーラー(ぽると)には他にもお土産用のお菓子が売ってあるのですが、中でも“ぽると”というクッキーと羊羹を融合させた洋菓子が有名ですので、その洋菓子とのセットをお土産にしても良いと思います。
おたくさ
おたくさは紫陽花(あじさい)の花びらの形をしたパイ菓子です。開国前の長崎に暮らしていたシーボルトが、西欧に紫陽花を紹介する際に奥さん(お滝さん)の名前を学名(ハイドランゲア・オタクサ)を付けたことに因んで、このお菓子の名前が付けられました。薄い生地を重ねて作られるサクっとした軽い触感のパイは、バターがきいていて、程よい甘さで美味しいです。また繊細な紫陽花の花びらの形にするために、一つ一つ手でひねって作られているそうで、お菓子自体も綺麗ですし、パッケージもピンクで可愛いので女性受けするお土産だと思います。個包装で1枚は約40円ほどで、45枚入りのボックスもありますので、人数が多い職場で配るお土産にもおおすすめです。
おたくさの口コミ
サクサクした触感がちょうど良い
おたくさは「あじさい」の花びらをモチーフにした形のパイ菓子です。そのあじさいがシーボルトによって西欧に紹介された際に「ハイドランゲア・オタクサ」という学術名が使われたことから、このお菓子の名前が「おたくさ」と付けられました。
薄い生地を重ねて作られているパイはバターがきいていて、サクサクした触感がちょうど良くて、しかもほど良い甘さなので、いくつでも食べれる美味しさです。
お土産用のお菓子にしては凄く安い
あじさいの花びらの形に作り上げるために、職人さんに手によって一つ一つ手作りされているようで、見た目もオシャレで綺麗です。個包装のパッケージも薄いピンクで可愛らしいですし、サイズは小さめですが1枚40円ほどと、お土産用のお菓子にしては凄く安いので、人数が多い職場などに配るにはすごく良いお土産だと思います。
ロマンティックなストーリー
職場で配る個数が多いので便利でした。お味も好評で安心しました。シーボルトが愛した妻のお滝さんから由来した名前だそうです。なんだかロマンティックなストーリーが背景にあってステキな名前だと思います。
よりより
控え目な甘さと噛み応えのある生地の硬さがクセになる、長崎の素朴なお菓子です。
もともとは中国から伝来したお菓子で、「麻花(マファール)」、「唐人巻き」とも呼ばれていますが、その独特の形状から、長崎では「よりより」と呼ばれています。長崎の人は小さい頃から親しみのあるお菓子で、何と学校給食にも登場していたことがあったのだとか!
価格もかなりお手頃で、だいたい8本から9本程度で500円程度です。かさばるものでもないですし、重くもないので、たくさん買っていって皆に気軽に配れる長崎土産だと思います。パッケージも中華菓子らしく、長崎新地中華街を思い起こさせるデザインで、見栄えも価格も味も、お土産に持ってこいです。
長崎かんぼこ
かんぼこ?かまぼこじゃないの?と思われた方もいらっしゃると思いますが、長崎ではかまぼこの事を「かんぼこ」と言います。長崎弁の一種だと思われます。
さてこの「かんぼこ」、長崎の食卓では定番も定番。長崎のお父さんは今日もかんぼこでお酒を楽しんでいることでしょう。長崎は海産物がおいしいのは御存じだと思います。周りは海ばかりですしね。いつも新鮮なお魚を食べることができます。そんな新鮮なお魚を贅沢にもかまぼこにしているからおいしいんです。
お勧めはなんと言っても「まるなか本舗」のかんぼこです。まるなか本舗のの製品は宮内庁献上・宮家御用達でもあるのです。しかし、価格はあくまでもリーズナブル。真空パックで長持ちするので、お酒好きの方にもぜひどうぞ。
一口香
次にご紹介するのはちょっと風変わりな和菓子、「一口香(いっこっこう)」です。見た目はちょっと硬そうなでも普通のおまんじゅうですが、一口食べると、何と中身は空っぽ!
こちらも「よりより」と同じく中国から伝来したお菓子で、焼く前は黒糖を入れたおまんじゅうなのに、焼くと記事が膨らんで中身が空洞になるというお菓子です。昔は保存食として作られていたようです。
この空洞がなんともいい仕事をします。パリッとした食感に、空洞の中を覆う黒糖のような飴のような、柔らかい甘さが口いっぱいに広がります。この食感や歯ごたえは中身が空っぽじゃないと味わえないおいしさです。
ぜひ、皆さんのビックリした顔を見るために、また小さいお子さんにも喜ばれるお土産だと思います。
びわゼリー
皆さんは長崎県が「びわ」の日本一の産地と言うことをご存知でしたか?ビワといえば高級なフルーツ、長崎からもほとんどが高級料理店や高級料亭へと出荷されます。
そんななか、長崎には庭先にビワの木を植えて自分で作っている方もいるくらい身近なフルーツなんですよ。ビワといえば夏の風物詩ですが、すぐに痛んで悪くなってしまうのが残念なところ・・。
しかし、おいしいビワをそのまままるごと!ゼリーの中に閉じ込めて、一年中食べられるようにしたのが、長崎茂木びわゼリーです。ほのかに甘いゼリーの中にはビワが丸々一個だけ、というシンプルさ!だけど、さっぱりして何よりビワを食べている!という食べ応えを感じることのできる一品です。
フォンダンフロマージュ
続いては女性ウケ、ナンバーワンのチーズケーキ「フォンダンフロマージュ」です。お土産でもらうチーズケーキってボソボソとしてイマイチなものが多かったりしませんか?
しかし、赤い風船のフォンダンフロマージュは、お土産のチーズケーキの常識を覆すおいしさです。濃厚なチーズとふんわりとした生地、なめらかな舌触りは本当に病みつきになること間違いなしです。なんといってもケーキの中に入っている滑らかなチーズカスタードがたまりません。
もし、女性へのお土産で悩んでいたら、フォンダンフロマージュをお勧めします。その他にも濃厚なチョコレートがクセになるショコラフォンダン、苺フォンダンなど種類も豊富ですので、ぜひ店頭で試食してみて下さいね。
半熟生カステラ
本来のカステラもおいしいことは変わりないのですが、たまにはちょっと変わったカステラを買っていきたいという方にお勧めです。見た目はケーキですが中身はちゃんとカステラの味がする、半熟生カステラ。長崎でも一時期大ブームになりました。今でも人気は衰えることなく、お土産売り場には必ず陳列されています。
外はしっかりとした生地なのに中身はとろりと不思議な食感。正直カステラにちょっと飽きていた長崎県民も夢中になりました。ケーキとはちょっと違う、半熟という言葉がぴったりの生カステラ。
いつものカステラのお土産に飽きてきた方にも、また普通のカステラと食べ比べてみたい方にもおすすめの一品です。普通のカステラ派か生カステラ派か、面白いお土産になりますよ。
あごだし
先ほどのう五島うどんに打ってつけなのが「あごだし」です。「あごだし」って何?と思われる方も多いと思います。「アゴ」とは長崎の方言で「トビウオ」の事を言うんです。
長崎のスーパーには当たり前にようにこの「あごだし」が並んでいます。長崎の人にとってトビウオの出汁というのはとてもポピュラーなものなんですよ。うどんの出汁のみならず、みそ汁にも煮つけやお吸い物にも、あごだしは使われます。ちょっと甘めな味付けが好まれる長崎において、あごだしの風味はまた一風変わったおいしさを感じることができると思います。
最近ではあごだしラーメンなんて商品もあります。簡単な顆粒タイプも多く発売されているので気になった方は気軽に購入してみて下さいね。
文明堂総本店「カステラ巻」
長崎土産と言えばカステラは有名で、老舗や新しいお店が伝統の味から新感覚のカステラまでいろいろと販売しています。その長崎カステラの中でも全国区として知られているのが文明堂総本店です。
歴史のある菓子店で、カステラの他に三笠山というどら焼きも有名です。そしてなんとその二つが融合したお菓子が「カステラ巻」です。名前にはインパクトは無いのですが、カステラを三笠山の皮で巻いたもので個別包装になっています。大きなカステラを切り分けて食べるのではなく、手に持って手軽に食べることができるのです。
個別包装なので、職場などにお土産にすると配りやすいので重宝します。単に小さなカステラではなく、皮で巻かれているところがまた一味違った食感と風味を醸し出します。小皿に乗せてお茶うけにしたり、つまんで包装から直にぱくりと食べたりといろんな楽しみ方ができます。長崎カステラを気軽に楽しめる「カステラ巻」はおすすめです。
桜カステラ
さくらのほのかな風味を楽しめる、春ならではの商品です。長崎は、カステラ屋さんが多数ありますが、松翁軒は、中規模くらいのイメージのお店です。有名どころは文明堂と福砂屋です。ですが、味は文明堂・福砂屋よりも美味しいです。
スタンダードなカステラも美味しいのですが、さくら味のカステラはちょっと珍しいことと、やっぱり春が来たことを感じられる嬉しい商品です。自分で食べる用にも買いましたが、友人や家族にも送ったり、旅行に来た友人へのお土産にもしました。
やっぱり珍しいので、送ったみなさんに喜んでもらえます。
気になるのは、危ないと言われている着色料(具体的な名前は忘れました)が使用されていること。大人が少量食べる分にはあまり問題ないと思いますが、子どもには食べさせたくない商品です。
松翁軒は、長崎市街地に本店があり、本店の2階はカフェになっていて、そこでカステラと飲み物を楽しむことができます。このカフェは、長崎らしい造りで、江戸時代に来ていた外国人の絵や、ギヤマンの古い器なども展示されており、観光ついでに寄るにはぴったりだと思います。他の季節商品で値が張るものは、カフェでお試し感覚で食べることも出来ます。
九十九島
戦後まもない時代にかき集めた材料で作られたのが始まりで、今も地元で愛されるお菓子です。九十九島は長崎県佐世保市にある多くの島を総称した名前なのですが、おせんべいの中に散りばめられたピーナツでその島が表現されているそうです。形はちょっと変わった六角形なのですが、これは縁起の良いカメの甲羅の形から考えられたそうです。名前は九十九島「せんぺい」。この地域では“せんべい”ではなく“せんぺい”ということから付けられた名前です。昔ながらの製法でシンプルで懐かしい感じなのですが、香ばしいピーナツとカラメルみたいな甘さで歯ごたえが良くてクセになる美味しさです。モンドセレクション金賞を何度も受賞しているのも納得です。個包装されていて、1枚60円ほどと安いので大人数の職場などで配るお土産としてすごく良いと思います。うちの両親も大好きでお年寄りにも人気のあるお菓子みたいです。賞味期限も90日あるので少し多めに買っても大丈夫です。
長崎豚まん桃太郎
実家である長崎に帰った際には、いつも桃太郎の豚まんをお土産として購入します。一口サイズの豚まんですが、中身が非常にぎっしりと入っており、濃厚な味わいを楽しむことができます。
お土産なので、そのまま持って帰ることはできずに、冷凍されたものを持ち帰って電子レンジで温めて食べるようになります。しかしながら、ただ温めるだけという簡単な作業にも関わらず、味が落ちることは全くありません。
また、原材料にもこだわっており、全て国産のものが使用されています。その中でも、長崎県産のものが多く使用されており、産地にこだわる人にもお土産として持っていくことができます。
桃太郎の店舗はいくつかあるものの、こちらの店舗は駅前の店舗のために、旅の最後に購入でき荷物として邪魔になることもありません。また、空港への電車の中でも自分用として購入したものを食べる人も多く、それが旅の最後の楽しみとなっています。