「君の名は。」「氷菓」「聲の形」など今たくさんの話題アニメの舞台となっている岐阜。
岐阜といえば少し前までは日本のど真ん中にあるにも関わらず場所がわからない・存在が薄い・名古屋の植民地等どちらかといえばマイナスなイメージが多かったですが、最近はアニメの影響もあり徐々に知名度を上げてきています。
日本三大名泉の1つの「下呂温泉」、徹夜踊りで有名な「郡上」、君の名は。の舞台にもなった「飛騨高山」、インスタ映えスポットとして密かに話題となっている”養老天命反転地”やマイナスイオンたっぷりな滝がある「養老公園」。
岐阜は北海道や沖縄のように派手な魅力はありませんが、どこか懐かしい素朴な魅力やレトロな雰囲気など良いところだってたくさんあるんです!今回はそんな岐阜県の「岐阜県民が選ぶオススメのお土産!」を紹介したいと思います。
岐阜県民が選ぶオススメのお土産
山に囲まれた自然豊かな岐阜県。海はないので海産物はあありあせんが、山や川にちなんだおいしい特産品がたくさんあります。
飛騨地方、美濃地方の二つに分かれていますが、観光地も有名どころがたくさんあります。
飛騨地方ですと、昔ながらの街並みで有名な高山市、奥飛騨温泉郷、下呂温泉などが全国でも有名な観光地になっています。
東濃地方は岐阜城や長良川の鵜飼い、郡上踊りで有名な郡上八幡などがあります。岐阜県はどこへ行っても素晴らしい景色とおいしい空気、それにおいしい食べ物や珍しいものがたくさんあります。
それぞれの観光地に出掛けたらぜひ、自分にも、もらった人にも喜ばれるお土産をぜひ、買ってみてはいかかでしょうか?
鮎菓子
一昔前までは岐阜のお土産と言えば間違いなくこれでした!鮎の形にデザインされたほんのり優しい甘みのカステラ生地の中に、餅粉や砂糖などを原料にした求肥(ぎゅうひ)が入っておりもっちりとした触感が楽しめます。お茶と一緒に食べるとさらに美味しいです。甘すぎないのでお子様からご年配の方までみんなに大人気です。
またお店により鮎の形、味、名前が少しずつ違うので食べ比べて見るのも楽しいかもしれませんね。大絶賛するほどめちゃくちゃ美味しい!というわけではないですが、どこか懐かしく優しい甘みで食べるとノスタルジーな気分なり心がほっとします。おじいちゃんおばあちゃんやご年配の方へのお土産には”鮎菓子”がオススメです。鮎菓子は岐阜の和菓子屋、駅の売店、百貨店等で取り扱っているのでぜひ一度探してみてください。
岐阜市長良川の鵜飼いで鵜が捕獲する魚が鮎なので、岐阜市内で買い求める事が出来ます。
有名なのが「玉井屋本舗」さんです。鮎の形をしたカステラ生地の中にはもっちりとした求肥がたっぷり入っています。
甘すぎず後味がさっぱりしたお菓子です。熱いお茶と一緒に食べるとおいしく、また小腹が空いたときにはぴったりなお菓子となるはずです。明治41年に創案され、今も絶大な人気を誇っている「登り鮎」です。鵜飼い見物などした時にはぜひおすすめします。
水まんじゅう
第9位は岐阜県では有名な和菓子屋さんの「金蝶園総本家」の水まんじゅう!金蝶園総本家さんは”聲の形”で話題となった大垣市に200年以上前からある名店です。大垣市は古くから豊かな地下水に恵まれ水の都と言われています。この綺麗なお水によって明治時代の初めに生まれたのがこの水まんじゅうです。
夏になるとこの水まんじゅうをガラスの器に入れ氷水に浮かせて食べるのが夏の定番です。見た目にも涼しく、まさに目で見ても楽しめるお菓子です。つるんとしたのど越しが食欲のない夏場にはたまらないです。中にあんこが入っていますが甘すぎないのでさっぱりと食べられます。
器やトレー、スプーンを木のものにしたり少しこだわるとインスタ映え間違いなしです。今年の夏にぜひ食べてみてはいかがでしょうか?
昔から豊富な地下水に恵まれているので水の都とも呼ばれています。
市内にある「金蝶園総本家」は水まんじゅうで有名な老舗のお菓子屋さんです。
3月の下旬から店先の水槽の中で販売されます。
器に直接入れられて冷やされた水まんじゅうは見た目も涼しくて夏の風物詩のなっています。
葛粉とわらび粉を混ぜると水に強い生地になるので水の中でも固いままなのです。
プルプルした食感のまんじゅうの中身は定番のこし餡と、抹茶餡、フルーツ餡があります。
お店でも食べられますが、プラスチックの容器に入ったお土産用の水まんじゅうもあるので、そちらもおすすめします。季節ごとのフルーツが入った水まんじゅうもおすすめです。
さるぼぼ
さるぼぼはもしかしたら皆さんご存知かもしれませんね。ぼぼは飛騨弁で赤ちゃん。つまり猿の赤ちゃんの人形です。一番メジャーなのが赤い顔(目や口等は無い)に黒の頭巾と腹かけをし、両手足を伸ばした子です。なぜ赤色なのかと言うと赤は古くから悪霊祓い、疫病除けの効果があると言われていたからなんです。最近ではピンクや黄色、緑色、青色などカラフルなさるぼぼも登場しているので、仲良しのお友達と色違いで買うのも良いかもしれないですね。
またさるぼぼは子宝にも効果的と言われているので、ベビ待ちのお友達のお土産にも良いかもしれないですね。ちなみに子宝効果を狙う方にはオレンジのさるぼぼが良いみたいです。
こぼれ話ですが岐阜県民の子供たちはこのカオナシのさるぼぼが怖くて泣いて大人になっていく・・・というお話もあったりします。
鶏ちゃん
鶏ちゃんはB級グルメとしてテレビなどでも紹介されたこともあるので、ご存知の方も多いかもしれないですね。鶏ちゃんとは一口サイズに切った鶏肉に味噌や醤油、お酒、にんにくなどで味付けをしキャベツなどの野菜と一緒に炒めて食べる料理です。ご飯のお供にはもちろん、お父さんの酒のアテにもぴったりです。味付けをし真空パックや冷凍された状態で販売されているのでぜひ食べてみてください。
キャベツや玉ねぎ等の野菜と炒めてももちろん美味しいですが、私のオススメはからあげです。
や片栗粉などをつけて揚げるだけで絶品です。すでに味が染みた状態になっているため、下味をつけて寝かせる必要もないのでササっと作れてとても楽ちんです。
下呂市で有名な「鶏ちゃん」けいちゃんと呼びます。鶏肉に味噌、しょうゆ、にんにくを加えたエキスを混ぜ漬け込んだものです。例えると牛肉の味付けカルビみたいな感じです。
それにキャベツ、玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めます。野菜の水分で最初は水っぽく感じますが、徐々に煮詰めると鶏肉に味が染み込みいい感じに仕上がります。
味噌とにんにくの香ばしい香りが食欲をすすり、白いご飯が何杯でも食べられます。締めには焼きそばや、うどんを入れる事によってまた違った食べ方も出来ます。スーパーやお土産屋さんに行くと冷凍ケースの中に冷凍されて売っています。味噌味、醤油あじと製造しているお店それぞれで特色のある味付けの鶏ちゃん、ぜひ、おすすめします。
川上屋の栗きんとん
第6位は川上屋の栗きんとん!こちらは9月~12月までの限定になってしまいますが、一度川上屋さんの栗きんとんを食べてしまうと他ではもう食べれなくなってしまいます。国産の栗にこだわり丁寧に丁寧につくられた栗きんとんは舌触りが大変よく、一口食べればお口の中に上品な甘さと香りが広がります。
またこちらの栗きんとんを買われるならぜひカフェの方もオススメしたいです。食べ比べやおぜんざい、パフェ、お抹茶などたくさんのメニューがあり大人気です。浴衣や着物などを着て岐阜の地を観光し和菓子を頂くのも素敵ですよね。お友達同士やカップル、大人夫婦にも楽しんでいただけると思います。
川上屋は栗きんとんだけでなく他の和菓子も美味しいのでぜひいろいろ食べてみて、お好みの和菓子を見つけてみてください。
川上屋の栗きんとんの口コミ
ひやぷる激ウマ
いつも満員御礼の栗きんとんが有名なこのお店。他にもケーキや伝統的な和菓子などとても沢山のお菓子が売っていて、季節で違う栗きんとんが売られています。
栗観世は夏の栗きんとん。
栗きんとんを独自開発した半透明でぷるぷるの『泡沫生地』で包んであります。
岐阜県特産の麦飯石に一昼夜浸した水を使い作っているそうです。
まずは見た目が非常に涼しげで、まるで夏の清流の水しぶきのようです。上にチョコンと乗っている小豆が和菓子であるというアピールをしています。
大きさは一口サイズ。一般的な栗きんとんより泡沫生地の分気持ち大き目な感じがします。
泡沫生地の食感はまさにもちぷる。何でできているのかわからない不思議な感覚と中の甘すぎない栗きんとんがベストマッチです。生地の食感がたまらなくて、何個も食べてしまいます。
冷蔵庫で冷やして食べるとさらにひんやりして最高です。毎年夏は店内の混雑を我慢してでも必ず買いに行きます。
季節限定で販売時期は9月から12月まで
季節限定で販売時期は9月から12月までですが、一度はぜひ、食べてみて下さい。
それぞれ、手作りでお店によって味が微妙に違っています。栗を蒸して、一個一個小さな栗の殻から中身をスプーンで取り出して、それに砂糖を加えて布巾で手絞りして作っています。一つの栗きんとんの形にするまでにはたくさんの人々と長年の技によって作られている栗きんとんです。その値段を聞くと手間暇を考えれば納得するはずです。
そして、中津川市内にある「にぎわい特産館」では市内にある和菓子屋さん14店舗の栗きんとん全部の味の食べ比べのできる栗きんとんセットも販売されています。栗の香ばしい味と砂糖の甘さ、一度味わってみてください。
郡上踊り下駄
徹夜踊りで有名な岐阜県郡上市。郡上踊りは400年も続く伝統的な踊りです。毎年全国各地からたくさんの踊りファンが訪れ、地元の方も観光客の方もひとつになって一心不乱に踊る!それが郡上踊りです。
郡上八幡城の近くには城下町があり、グルメや雑貨、食べ歩き、和菓子などのお店がたくさんありそちらも見どころです。郡上は水が綺麗なのでお蕎麦がとっても美味しいです。また郡上踊りに欠かせない下駄や手ぬぐいもたくさん売っています。色とりどりのたくさんの種類があるので、じっくり見て回って自分の足に合う下駄を探すのもオツですね。手ぬぐいも目移りするほどあるのでいくつか買ってお土産にしても良いですね。かんざしや髪飾りも売っているのでそちらもぜひ併せて見てみてください。
ちなみに初めて行かれる方に一言!恐らく皆さんの想像以上に皆さん一心不乱に踊られるので、ふらっとちょっと踊りたいという方には向かないかしれません。
朴葉味噌
朴葉味噌とは岐阜県飛騨高山地方の郷戸料理のことです。自家製のお味噌にネギなどの薬味、椎茸、山菜をからめたものを朴の葉に載せて焼きます。高山や下呂のお宿に泊まるとだいたいついてきます。飛騨牛や地元のお野菜と一緒に頂くことが多いですがきっと病みつきになると思いますよ。お土産用のものは葉っぱにお味噌が包んであり個包装した状態で売っています。ご自宅で食べられる時はお肉やきのこ、お野菜を乗せて焼いて食べます。これがまた美味しくてご飯が止まらなくなります。
またお味噌の残りをちょっとずつつまみながら日本酒を頂くとこれまたたまりません!甘めの味噌なので東海地方のしょっぱいお味噌が苦手という方でも抵抗なく食べられると思います。
飛騨地方に伝わる郷土料理の一つです。それぞれの家庭で手作りされた味噌に、ねぎや、椎茸、山菜などを細かくしたものを混ぜ合わせ朴の葉に載せて焼き煮詰めて、白いご飯に載せて食べます。
高山市内の旅館などでは朝食などでも提供されています。中には肉や野菜を増やしてみたりそれぞれの食べかたがあります。
一般的に家庭での食べ方は卓上コンロの上で煮詰めるか、フライパンにアルミホイルやクッキングシートを敷いてその上に棒葉を載せて煮詰める方法が一番よいかと思います。
味噌の香ばしい香りと素朴な味わいがなぜか懐かしい気分にさせてくれる食べ物です。白いご飯が何杯でも進んでしまい、和食のお供にぴったりな1品になる事間違いありません。
養老軒のふるーつ大福
ベスト3!第3位は養老軒のふるーつ大福です!こちらは11月から5月までの限定品です。養老軒1番人気のふるーつ大福!見た目良し!味良し!インスタ映え間違いなし♡
大きなフルーツがごろっと入っていて、フルーツと自家製のあんこ、生クリーム、そしてこれらを包みもっちもちの生地。これらが見事にマッチしていて、一口食べれば幸せになること間違いなし!甘くて重そう・・・と思われるかもしれませんがとーっても軽くて何個でも食べれちゃいますよ。種類もたくさんあるので、ぜひお友達同士でシェアしていろいろな種類のものを食べてみてください。
生ものなので日持ちはしませんが、その日のうちにお渡しできるならぜひこちらをオススメします♡娘さんや奥様に出張のお土産としていかがでしょうか?
手に持つと柔らかすぎてくっつきやすいですが、それくらいにフワフワしたお餅の生地の中に、いちご、バナナ、栗、つぶあんとホイップクリームがたっぷり入った大福もちです。
その、フルーツにもこだわりがあるのです。いちごは酸味と甘みがある品種を収穫の時期に合わせたものを取り寄せていますし、バナナは香の豊かなもっちりとした食べ応えのあるスウィーティオという品種を使っています。口に入れるとあっというまにとろけてしまう柔らかさと甘さと酸っぱさが混じったフルーツたっぷりの、ふるーつ大福です。食べた時に感じる至福の時。これ以上の大福に出会ったことがないくらいのおいしさです。要冷蔵なので買ったらすぐ食べたほうがいいので、自分のご褒美にもおすすめです。
明宝ハム
岐阜県民がお歳暮で貰ったら一番嬉しいコレ!明宝ハムです!似たような商品もいくつかありますがやっぱり明宝ハム。絶妙な塩加減と脂が口の中に入れた途端ヨダレが止まらなくなります。
ハムなのでいろいろなアレンジレシピもありますが、やっぱりそのままで食べるのが一番美味しいです。子供からご年配の方、岐阜県民ならみーんな大好きです。明宝ハムを切り分けてるところに目を盗んでこっそり・・・岐阜県民の皆さん子供のころ絶対やってます。スティックタイプのもあるので子供のころはいつもそれを食べてました。
お土産、ギフト、贈り物、自分用、どれもオススメです。こちらは騙されたと思ってぜひぜひ一度は食べて頂きたいオススメ品です。
長良川の支流、郡上明宝村で30余年の歳月をかけて明宝ハムは誕生しました。良質の国産豚のもも肉だけを使用しています。それは生肉のみを使用しているので、豚肉の臭みが全くありません。食品添加物も極力抑えて製造してあります。保存料、着色料、酸化防止剤、増量剤は使用していません。その為、安心、安全に召し上がる事が出来るのです。
しらさぎ物語
第1位は私の趣味にて選ばせて頂きました。岐阜のお土産ランキングを見ても、なぜかいつもランキングに入っていなく不思議に思っていました。飛騨の銘菓のしらさぎ物語です。
全国観光土産品連盟から推奨品として認定もされています。ザクザクと触感も美味しい昔懐かしい香ばしいクッキーにホワイトクリーム。
この相性が本当にばっちり!お茶にもコーヒーにもぴったりなんです。どこか懐かしく優しく。そして1つ食べれば気づくと1箱が空になっているはずです。
私もわざわざ買いに行くほど大好きなお菓子です。本当に本当に美味しくて大好きなので、少しでも売り上げに貢献できればと思い今回は私の独断で1位にさせて頂きました。しらさぎ物語のアイスなどもあるのでぜひ一度食べてみてくださいね。
五平餅
一般的には平べったい形をしている五平餅ですが、美濃地方の東濃地区では団子状になった五平餅が有名です。もち米をつぶして、手で丸くして串に一個ずつ刺し5個で1本になった五平餅。
味は、味噌、砂糖、くるみや落花生を細かくすり潰したものをトロトロにしたものです。みたらし団子を焼くように、五平餅もまず最初に素焼きをします。
そして、焼き色が付いたら、みそだれを団子全体に漬け込んでからまた火で炙ります。香ばしい香りとともに、何本でも食べられる五平餅です。冷凍でも売っていますが、中津川市内では何店舗か販売しているので、持ち帰って冷めてしまっても、オーブントースターで温めると、柔らかくなっておいしく食べられます。おすすめは美乃坂本駅近くの「みのり」さんです。
多治見あられ
陶器と夏になると暑くて有名な多治見市にある「村瀬商店」さんの「多治見あられ」です。
うるち米と、たまりしょうゆで作られています。カリッとした食感、一口サイズで食べる事の出来て丁度いい硬さ、からくなくて、甘さとしょっぱさのちょうどいい醤油味(たまりしょうゆ)で、子供からお年寄りまで安心して食べられるあられです。
一番人気は、ごま風味です。生姜風味、えび風味、ゆず七味風味があるので、セットでお買い求めになるのおすすめです。村瀬商店さんは、なんと生地から家族総出で、時間と手間と愛情込めて作っていらっしゃいます。私は袋ごと、口にがががっと入れて食べるのが大好きです。袋を開けた時の香ばしい匂いで一気に食べてしまうお菓子です。
飛騨ラーメン
高山市内のラーメン屋さんで食べる事のできる「飛騨ラーメン」です。映画「君の名は」で知名度が高まりました。
鶏ガラがベースになったあっさりした醤油味で、極細の縮緬が特徴のラーメンです。スープとたれは別々に作らずに、一緒に煮込むのがこのラーメンのもう一つの特徴です。
食べると、麺が細いのでスープに絡みやすくて食べやすく、スープもあっさりしているので全部飲み干せます。
コショーをたくさん入れてしまうのが癖ですが、本当おいしいラーメンです。寒い季節に高山市内の観光をした時にはアツアツのラーメンを食べると身も心も温まる事でしょう。そんな味を再現できる、お土産用になった飛騨ラーメン、ぜひお土産にしてご家庭でも召し上がるのがおすすめです。