安曇野というエリアは、長野県の中部の松本市の隣りの安曇野市から松川村、池田町、大町市、白馬村、小谷村あたりを指します。信州の北アルプスのふもとに広がる安曇野は、自然が豊かで美しいエリアです。
安曇野といえば、まずわさびが有名で、多くの人が大王わさび農園を訪れます。安曇野アートラインというように様々なジャンルの美術館が点在している地域でもあり、美術館巡りも楽しめます。もちろん、北アルプスの本格的な登山から、サイクリングロードがあったり、冬はスキー等々、自然満喫のアウトドアも外せません。
また、温泉どころでもあり、日帰り温泉も500円程度から楽しめるのも魅力です。信州そばも、どこのお店に入っても美味しく、秋の新そばは最高です。四季それぞれに楽しめる信州は安曇野エリアのお土産10選を紹介します。
四季それぞれに楽しめる信州安曇野エリアのお土産10選
安曇野リザーブ
長野県は山梨同様、ワインの生産が盛んです。安曇野にも、「安曇野ワイナリー」というワイナリーがあり、安曇野の名を冠した「安曇野リザーブ2015」はその名の通り、安曇野でつくられたぶとうを使った赤ワインです。ちょっとお値段が高めで5000円近くするのでお土産には、思い切らないといけないかもしれませんが、その値段に合う味わいがありますので目上の方やお祝いごとへのお土産、またワイン好きな方へはよいと思います。赤ワインにメジャーなメルロとカベルネソービニヨンでつくったワインなので、一般向けする味なのではないかなと思います。渋みもちゃんとあって、重さも適度です。信州産のチーズと合わせて、ゆっくり楽しみたい特別なお土産です。
雷鳥の里
安曇野のお土産の定番といったら、コレだと思います。本当に昔からあり、ばーんと雷鳥の絵が箱にも個別の包装にも描かれていて、これぞ安曇野のお土産と誰でもわかります。色々なところで売られていますが、つくっているのは安曇野の大町市というところの会社です。ウエハースのようなクッキーにクリームがサンドされていて、軽い食感です。個包装なので、箱で買って職場で分けるにはもってこいです。全然、お菓子が雷鳥っぽくないのですが、雷鳥は国の天然記念物で北アルプスなどの高山に生息する鳥で、大町市はまさに北アルプスの玄関口なので、そういったこともあってのこのネーミングなのだと思います。軽くて、コスパもよいお土産で、荷物の多い登山の後でも持って帰りやすいです。
あづみ野ばうむ
安曇野市のあづみ野菓子工房彩香のバウムクーヘンです。お店は、「さいか」と読みます。焼き菓子から和菓子やアイスクリームまで様々なお菓子を作っていますが、なかでもこのあづみ野ばうむは看板商品のひとつだと思います。しっとりとしてはちみつの香りがふんわりし、いくらでも食べられてしまう美味しいバウムクーヘンです。国産材料、特に信州の材料にこだわって作っているので、安心というのもうれしいポイントです。SからLLまでサイズが4種類あるので、お土産を持って行く先や自分の予算に合わせて選べます。自分用に一番小さいSサイズを買うというのもいいです。Sサイズなら一人でぺろりと食べてしまえるくらい、美味しいです。甘すぎず、重くない食感であるのもオススメなところです。
白鳥の湖
安曇野市の豊科というところは、冬になると白鳥が飛来し過ごします。この白鳥の湖はそれを思わせる上品なお菓子です。老舗の開運堂がつくっています。丸い小ぶりの平たいクッキーなのですが、ペインのお菓子をもとにつくられたそうで、口にいれるとほろほろっと崩れてとても美味しいです。ス表面に白鳥の姿がかたどられていてとてもかわいらしく、女性へのお土産にも重宝しています。壊れやすいお菓子なので持ち運びに少し気をつけなければいけませんが、箱がしっかりしているので落としたりしなければ大丈夫だと思います。箱も小ぶりでフタに湖に浮かぶ白鳥が水彩で描かれていて、中身のクッキーを食べ終わった後も、物入れなどに使えるのがうれしいです。
りんごの天使
色々な果物や野菜がつくられていますが、安曇野はりんごの産地としても有名です。このりんごの天使は、アップルパイなのですが、手のひらサイズで食べやすく個包装されたものです。袋にかわいらしい絵が描かれていますが、これがりんごの天使という名前の絵で、安曇野にゆかりのあるいわさきちひろが描いたものだそうです。安曇野には、そのいわさきちひろの絵が展示してある安曇野ちひろ美術館もあり、その関係でこのお菓子がお土産としてつくられています。開運堂がつくっているので味は間違いなく、美味しいです。サクサクタイプではなく、しっとりタイプのアップルパイで、りんごもたっぷり入っています。比較的長く日持ちもするので、安曇野への旅行のお土産にはちょうどよいと思います。
雪どけサイダー
ご当地サイダーも最近色々と見かけます。なかには微妙なものもありますが、この雪どけサイダーは名前からして美味しい感じが出ています。安曇野の一番北、小谷村にある栂池高原の雪解け水を使ったサイダーです。栂池高原は、冬はスキーで有名なほど雪が積もるところなのです。味は、割と普通のサイダーといってしまえば、普通なのですがそこは気分の問題です。爽やかな高原と雪を想像しながら飲めば、美味しさ倍増すること間違い無しです。炭酸は少し強めなので、飲んだあとはすっきりします。ラベルも雪解け感満載で話のネタになると思います。瓶で重いのでたくさんは買えないところが玉にきずですが、1本170円というのはお手頃感があります。
りんご乙女
りんごのお土産は数あれど、このりんご乙女はちょっと変わっています。見たところ、サブレというか薄く焼いたクッキーのような感じですが、食べてみるとその柔らかな食感とりんごの風味にびっくりします。薄くスライスした生のりんごがクッキーに乗っているので、りんごの味がしっかりするのです。サクサクとしたクッキーを期待して食べると、このソフト感とりんごそのものを食べているような甘酸っぱい味がくせになります。とても薄いので一箱に入っている量が割とあるのに、とにかく軽いです。たくさんお土産が必要なときには便利ですし、ありきたりのりんごのパイやクッキーではなく何かひとひねり工夫したものがよいときは、このりんご乙女がオススメです。
昔ながらの野沢菜きざみ漬
野沢菜漬けも信州・安曇野のお土産として定番のひとつです。この昔ながらの野沢菜きざみ漬は、おやきや漬け物などを安曇野で販売しているあづみ堂のものです。野沢菜というとどーんと長い菜っ葉そのままが漬けられていて、売られているのもそのまま長いもののことが多いです。こちらは、その長い野沢菜を刻んだものなので、食べるときにわざわざ切らなくてもよいのです。そのうえ、ゴマや大根などを混ぜてあるので普通の野沢菜より味わいが広がり、ご飯にとても合います。温かいご飯に乗せて食べるのはもちろんですが、混ぜこんでおにぎりもとても美味しいです。とにかく、切る手間が省け、そのまま食べられるのがうれしくお漬け物好きの方へのお土産にはピッタリだと思います。
大雪渓 蔵酒300ml
安曇野にある酒蔵大雪渓の日本酒です。生酒から大吟醸まで、この大雪渓の名前を冠した日本酒が様々揃っていますが、そのなかの定番のお酒がこの蔵酒です。そして300mlというのが、やはりお土産にはもってこいの大きさです。量が多い方がよければ、700ml、1.8ℓとありますが、何せ重いのでお土産にはこのくらいが適していると思います。どちらかというと辛口ですが、飲みやすく燗につけても、しっかり冷やしてもどちらでも美味しくいただけます。安曇野の地酒といえば、この大雪渓がよく知られています。日本酒をたしなむ方にはもちろんですし、誰でも飲みやすい味わいなので、この量なら普段はあまり日本酒を飲まない方への安曇野土産としてもよいと思います。
とろける生大福
安曇野の老舗お茶元胡蝶庵の看板商品です。冷たい大福のなかに冷たいクリームがたっぷり入っていて、その名の通り、とろける生大福なのです。種類がとにかくたくさんあって、黒ごまや信州産のブルーベリーだったり、選ぶのが大変なくらい様々です。ちなみに元々がお茶屋さんなので、抹茶は絶対的に美味しく、外せません。売られているときは冷凍の状態なのでカチカチです。食べるときは、しばらく冷凍庫からだして大福の中のクリームがいい感じにとろーり溶けるくらいまで待ってからいただいてください。外側の餅も薄く、クリームと絡み合い思わず笑顔になってしまう美味しさです。大福というには小さめですが、逆に小さい方が色々な種類を楽しめるのでいいかなと思います。
以上安曇野エリアで買いたいお土産をピックアップして紹介しました。
観光するに非常に良い安曇野エリア、その他長野県にはまだまだおすすめのお土産が沢山あります。
詳しくは下記のページもご覧いただければと思います。